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【夫くんの居ない一ヶ月のこと】9月27日㈫ もともと読書は、苦手だった

本を沢山、借りてきました。

図書館で借りられる上限いっぱい、合計10冊。

ビジネス書、呼吸法に関する本、コミックエッセイなど、ジャンルも様々です。

「本は、持ち運べる教室、持ち運べる映画館」

私はいつもそう思っていますが、今日もたくさんの教室と、たくさんの映画館を持ち帰ってきたようで、今とても幸せな気分です。


読書って、そういうもの

先日、「本の選び方」と「本との付き合い方」についての記事を書きました。

今はこういった記事が書けるほど読書が大好きな私ですが、以前は読書って、そこまで好きではなかったんです。

ちなみに今でも、読書をしながらウトウト…なんてことがよくあります。

読書が好きと言ってもどんな本でも好きなわけではないし、読んでいて眠くなることだってもちろんある。

読書って、そういうものだと思います。


自分の殻を、破ったのです

私が読書を好きになったのは、「本当に読みたかった本」を勇気を出して選ぶようになったからでした。

自分の殻を、破ったのです。

それまでの私は、コミュニケーションに関する本ばかり読んでいました。

「自分の欠点をなくすこと」が、読書の目的だったから。

「楽しみ」としての読書は、ほとんどしませんでした。

それが、ある日、本屋さんに行った時のこと。

女性向けの自己啓発本やエッセイ、スピリチュアルな本のコーナーだったでしょうか。

そのコーナーにある本たちの「可愛さ」に、ときめいてしまったのです。

そう、本の内容から読書好きになったのではなく、「本の表紙」から読書好きになったのです。

「このコーナーの本、どれもすっごく可愛い!」
「これまでこんな本を手に取ったことは無かったし、私なんかがこんな可愛い表紙の本を読むなんて恥ずかしいけど…内容が気になる!」
「『ゆるふわ』『引き寄せ』『お金持ち』…うさんくさいとか、怪しいとか思うけど…、一度は読んでみたい!」

その棚から本を手に取ることすら、勇気が必要でした。


私の知らない所に、知らない世界があった

当時の私は今よりも自分の見た目に自信が無くて、ファッションにも美容にも今よりずっと興味が無かったために地味な見た目で、「こんな私が、こんなキラキラした本を読むなんて恥ずかしい!!」と感じていたからです。

しかし、今まで感じたことのない、心がウキウキ、ワクワクする好奇心の方が恥ずかしさを上回って、私は、そのコーナーのキラキラと可愛い本を手にしていきました。

そこには、未知の世界が広がっていました。

私の知らない所に、知らない世界があったのです。

「仕事を楽しんでいる人が居る」
「スピリチュアルなことを肯定的に捉えている人が居る」
「お金に対してポジティブな認識をしている人が居る」

雷に打たれたような衝撃だった。

自分がこれまで生きていた世界と全く別の世界を生きている人に、本を介して出会ったから。

そのコーナーから一冊だけ、私は本を買いました。

そしてそれが、「自分の欠点を埋めるための読書」を「楽しむための読書」に変えたきっかけだったのです。


読書という「経験」

今の私にとって読書は、楽しみ、つまり娯楽であり、そのうえ知識まで身についてしまう、素晴らしい「経験」です。

しかも本があれば好きな時に好きな場所で何度だって学び直せるし、何度だって楽しむことができる。

以前は目的のために義務感で読んでいた本が、今はなくてはならない心の栄養になりました。

そういえば、海外でのサービスだったと思うのですが、「図書館で借りた本を実際に買ったらいくらになるのか」を計算してくれるサービスがあると聞いたことがあります。

私は今日、大体1,500円くらいの本を10冊借りてきたので、今日1日で15,000円、本を買ったのと同じ経験をしていることになる。

そう考えると図書館のありがたみを、しみじみと感じることができる考え方だなと感じています。


休憩と閃きの一石二鳥

さて、この記事を書いた後は、また、今日(2022年9月27日)のブログを書く時間です。

しかし…私の目の前には、今日借りてきた本、その中でも一番最初に手に取った、一番気になる本があります。

次の記事を書く前に、まずはこの本のさわりだけでも読みたい。

次の記事を書く前の「休憩タイム」として、ちょっと読書を挟んで、エネルギーを補給しようと思います。

ちなみに、読書をしているとブログのネタも思いつくので、休憩と閃きの一石二鳥。

私にとって良いことが沢山ある。

それが、読書なのです。


2022年9月27日(火)16:16

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