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【読書の秋に挑戦する方へ】「本の選び方」「本との付き合い方」をシェアします

図書館や本屋さん、古本屋さんは、私にとって憩いの場。

いくらいても飽きないし、いくらでも本を読みたくなってしまう。

本を選ぶ時は、私なりにポイント、ステップがあります。

これから始まる秋を、読書の秋にしてみたいと思う方へ。

年間250冊ほど本を読むこともあった私の「本の選び方」「本との付き合い方」を、シェアします。


ピンときた「見た目」の本を選ぶ

まずは、なんとなくピンときたタイトルの本を手に取ります。

もしくは、表紙がキレイだなとか、デザインがいいなとか、そういう風に感じた本を選ぶ。

これは洋服や靴などを選ぶ時と、どこか似ています。

本の「見た目」から入るのです。

人気の本だからとか、何か賞を取った本だからとか、そういう理由で選ぶことは少なくて、私はタイトルや表紙のデザインなどから、まずは本を手に取っていきます。

「見た目で選ぶ」って案外侮れなくて、見た目で選んだ本が自分にピッタリの本だった!ということがよくあるのです。

ここから先も、洋服選びや靴選びなどと同じ。

洋服や靴を選ぶ時は試着をして、自分にあうかどうかを確認したり、靴ならサイズを調整したりしていくと思いますが、本についても、同じようなことをしていきます。


「もくじ」で内容をだいたい把握する

見た目で本を手に取ったら、次にもくじと、本を開いた時に表紙が織り込んである部分にも文章が入っていることがあるので、そこもチェック。

これは洋服や靴のサイズを確認する作業と似ている作業です。

もくじを見ると本の内容がだいたい分かるので、そこを見て「今の気分に合うか」「今の私が求めている情報か」を確認するのです。

合わないな、と思ったら、書棚に戻します。

「合わない」と思う理由はいろいろありますが、私の場合、例えば男性に向けて書かれているなとか、世界観や文章の温度が低いなとか、そういう風に感じた時に本を戻すことが多いです。

逆に、もくじの内容がすんなり頭に入ってくるなとか、今の私が求めている情報だなとピンときた場合は、最後のステップに進みます。


ピンポイント読み

最後に、もくじをザッと見て、一番気になったタイトルの章だけを読みます。

お洋服、特にパンツでいうところの裾上げ、靴なら、0.5cm単位の微調整、といったところでしょうか。

小説の場合はこれができないので、もくじを読んで気になるな、と思ったら、物語の書き出しの1,2ページを読み、物語の温度やテーマを確認します。

ここで「ぜひ読みたい」と思ったら購入したり、図書館であれば借りていきます。

あとは自宅に帰って、紅茶やコーヒーを用意して、大好きなソファでゆっくりと読むだけです。


本は、全部読みきらなくていい

本を借りたり買ったりすると「頭から最後まで、きちんと読まなきゃ」と思っていた時期がありました。

でも、そう思うと本を読むのが辛くなることもあるので、私は「この章は読みたくないな」「ここまで読めば充分かな」と感じたら、そこを飛ばしたり、最後まで読まずに本を閉じたりすることもあります。

これは、私なりに本を、読書をずっと好きで居続けるためのコツ。

「無理してすべて読もうとしない」

最後まで読まなくちゃいけないこともないし、飛ばして読んでもいい、途中でやめたっていい。

例えば好きな人にだって、苦手な部分、嫌いな部分はちょっとくらいあるはず。

読書だって、それと同じです。

それに、読書を繰り返しているうちに、自分が好きな本のジャンルや文章の雰囲気などが分かってきます。

これも恋愛と同じで、最初は自分がどんなタイプが好きか分からなくても、異性と交流したり交際したりするうちに、「こういう人が好き」と分かるようになってくる。

本と人との関係も、そういうものだと私は思います。


「読書の秋」に挑戦したい方へ

これからの季節を「読書の秋」にしたい方へ。

一冊の本を、完璧に読破しなくてもいいと、私は思います。

「紅茶を読みながら読書するって、なんだか素敵で憧れる」という形から入ってもいいと、私は思います。

入り口は、どんな形だって良い。

その先で出会った本をきっかけに、読書の楽しさを知り、気づき、この秋が豊かな実りあるものとなったら私は嬉しいなと、思います。



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