「私なんか、まだまだ…」から抜け出したら、世界が変わった(「魅せ方」レッスン:第3回)
第1回の時に「これ1本きりになるかも…」と言っていた「魅せ方」のレッスン。
あっという間に3回目となりました。
これまでのレッスンはこちら
第1回:【重要】「作家活動の基礎になる考え方」「ファンを生む魅せ方の基礎」
第2回:「認知度アップの為のSNS運用」
今日のテーマは「どうして『魅せ方』を工夫する必要があるのか」。
結論から言ってしまうと、「魅せ方」を工夫することで、作品・作家の魅力をドバドバと溢れさせることが出来るからです。
一生懸命に宣伝しなくちゃ、集客しなくちゃと思っていた頃、私の作品はちっとも買っていただけませんでした。
「月に1点売れるか、どうか」
そんな期間を長いこと経験したのです。
でも、あの日々があったから、「どうして買っていただけなかったのか」という原因が分かります。
あの日々は今や、私のかけがえのない「宝物」なのです。
私は最初から作品が売れるような作家ではなくて、数多くの試行錯誤と失敗を繰り返してきた、泥臭い作家。
そんな私の「売れない…」を「売れた!」に変えてくれた「魅せ方」の必要性を、今日はお話いたします。
この記事がお役に立てたら、嬉しいです。
月に1点売れなくても、ハンドメイドをやめなかった理由
前述した通り、私は「月に1点売れるか、どうか」という期間を長いこと経験しました。
ハンドメイドを始めてから半年くらいは、ずっとそんな状態だったかと思います。
何度も「ハンドメイド、やめちゃおうかな…」と思いましたが、やめなかった理由。
それは、2つあります。
1つは、「ハンドメイドが好きだったから」。
もう1つは、「次は楽しく笑顔で働くんだ」と、決意していたからです。
私は最初から「趣味」ではなく、「仕事」として成り立たせるために、ハンドメイドを始めました。
私の前職は、建設系の技術職。
朝から晩まで事務所に缶詰めになって、設計図面とパソコンとにらめっこして、オフィスビルや商業施設を建てるのに必要な資材(たとえば壁紙、壁紙を貼る板、板を貼る鉄骨材…などなど)を計算する仕事をしていたんです。
しかし、連日のように仕事は夜遅くまで続き、いつの間にか自宅は「食べて寝るだけの場所」になっていた。
そんな毎日を送っていたら体調を崩して、仕事を辞めなければいけなくなってしまったのです。
ハンドメイドを始める前にあった、この「激務」の経験。
あの日々が私を「楽しく笑顔で働くんだ」という決意に向かわせてくれたのです。
転んだら、転んだなりに「見えるもの」をちゃんと見てきた
私は、転んでもただは起きないタイプの作家です(笑)
前章でお伝えしたように、今の作家活動の前には「月に1点売れるか、どうか」というしょっぱい経験がありますし、さらにその前には「体調を崩すほどの激務」という辛い経験もあります。
でも、転んだら、転んだなりに「見えるもの」がありました。
私は最初から順調に作品が売れていた作家ではありませんが、「転んだ人が見る景色」を沢山、沢山知っています。
だから、あの日々は「消したい過去」ではなく、「かけがえのない宝物」なのです。
あの日々があるから、私は今、「ハンドメイド作家活動コンサルタント」としても活動が出来ています。
それは、クライアントさんの気持ちが分かるからです。
「売れなくて、辛い」という気持ち、「写真がうまくとれない」という苦悩、「ショップをどう修正したらいいのか分からない」という迷い…。
全部、分かります。
だって全部見てきた「景色」だったから。
あの日々があるから、今日もレッスンを更新できている。
そう思うと、あの日々さえ今は、愛しいです。
どちらの人から「買いたい」と思いますか?
私の活動に関心を寄せていただき、ありがとうございます◎サポートでお寄せいただいたお金は、作家活動費として活用させていただきます。