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「自己中ハッピーで居よう」

「あなたを人生の主人公にする天然石のお守りアクセサリー」をお届けしております、作家のsarariです。

最近、意識していることがあります。

それは、

「自己中ハッピーで居よう」

法に触れたり、誰かに迷惑を掛けたりしなければ、幸せになる方法は人それぞれに違って良い。

誰かと比べる必要のない、自分だけが感じられる幸せを見つけ、大切にすること。

それを私は「自己中ハッピー」と、呼んでいます。


「良い意味」で、自己中になる

正直なところ、「自己中」という言葉には抵抗があります。

自分勝手で、誰かに迷惑を掛けてしまう、そんなイメージ。

でも「自己中ハッピー」の「自己中」は、そういった悪い意味の自己中ではありません。

「良い意味で、自己中になる」

最近の私は、それをテーマとしています。

「良い意味で自己中」というのは

・自分の幸せと、誰かの幸せを比べない
・誰かよりも良い結果や成果が出せたかどうかを幸せの基準にしない
・自分が感じる幸せを「唯一無二の幸せ」として大切にする

ということ。

つまり私が大切にしてる「自己中」は、「自分の中心にある唯一無二の幸せを大切にする」という意味での「自己中」なのです。


「自分の幸せを我慢してでも、他者の幸せを優先することが当たり前」?

「自己中」という言葉に抵抗のある人ほど、自分の幸せを忘れてしまっていたり、自分よりも誰かの幸せを優先しているのではないかと思っています。

私がそういうタイプ…なんていうとおこがましいのですが、私は「自分の幸せを我慢してでも、他者の幸せを優先することが当たり前」と思って大人になってしまった人。

自分の意思より親や年長者の言うことを優先したり、自分がどうしたいかよりも恋人がどうしたいかを優先したりすることが多く、「それが当たり前」と信じて育ちました。

相手に尽くすことに幸せを感じる人であればそれで問題ないのだと思いますが、私の場合はそうではなく。

「自分より相手を優先することが正しい」「自分の意思を我慢することが当たり前」という思い込みが理由で、「自分より相手を優先する」という選択を続けてきたのでした。


過去は変えられないけど、今から、明日からの未来は、変えることができる

「我慢して私を優先してくれて、ありがとう」

そんなことを言ってくれる人は、当然居ませんでした。

だって私が思い込んで、私が勝手にしてきたことだから。

「私はこんなに我慢してるのに、あの人の方が幸せなんてずるい!」なんて思ったこともありましたが、「ずるい」と思うことがお門違いだったと、今なら分かります。

でも、もう過去には戻れない。

時間を巻き戻して、我慢していた時間を、我慢せず、自分の幸せでいっぱいの時間に満たし直すことは、できません。

ただ、今からできることもある。

それが、今この瞬間から「自己中ハッピーで居よう」と決めることです。

過去は変えられないけど、今この瞬間、今日という一日、そして、明日からの未来は、変えることができます。

「他人は変えられないけど、自分だけは変えることができる」

これは私の持論ですが、今の私が大切にしている「自己中ハッピー」という考え方もまた、この持論に基づいているように思います。


心が満たされずに枯渇している「SOSサイン」

・今、なんとなく幸せじゃない。
・あの人の方が幸せそうでずるいと思う。
・もっともっと大きな結果を出さないと、満たされない。

そう感じている時はきっと、心が満たされずに枯渇している「SOSサイン」。

「もっと幸せになりたい」「あの人みたいにキラキラしたい」…。

そんな「まだまだ足りない」「もっともっと欲しい」には、終わりがない。

私はそれを、自分のハンドメイド作家活動を通して、学びました。

お恥ずかしい話ですが、ハンドメイド作家活動について、心のどこかでいつもそう思っていたのです。

「まだまだこんなもんじゃダメだ」
「もっともっと結果を出さなくちゃ」

作品をお迎えしてくださるお客様が居る、リピーターさんも居る、SNSで私の作家活動を見守ってくださる方が居る…。

こんなにも恵まれているのに「まだまだ」「もっともっと」と、心のどこかでずっと思っていた。

そんな風に過ごしていたから、気付いたのです。

「今で充分」と思えない限り、この心の枯渇は、永遠と続くのだと。


「特別な瞬間」ではなく、「日常の中で感じられる幸せ」をピックアップ

「まだまだ」「もっともっと」と考えることが癖になっていた私が「自己中ハッピーで居よう」と決めた時、まずは「自分が何に幸せを感じるのか」を知る必要が出てきました。

「他の誰とも比べなくていい、唯一無二の、自分だけの幸せ」
「誰に理解されなくたっていい、自分だけが理解できる幸せ」

それを知っていないと、「自己中ハッピー」になれないから。

ここで、ハンドメイド作家としての私の「自己中ハッピー」な瞬間をご紹介。

「自己中ハッピー」について少しでもピンときていただけたら、嬉しいです。

・心から納得のいく、「かわいい!」と思えるものを作ること
・作品の魅力を伝えられるような、美しい日本語を探し出すこと
・損得勘定抜きで「今日はこれを書きたい」と思ったことをnoteやTwitterInstagramで発信すること
・好きな映画やドラマを観ながら、黙々と制作すること
・委託先の納品準備(特に手書きの値札作成。心が無になって癒されます。)
・委託先でご購入いただいた作品のデザインを手描きで、ノートにまとめること(どんな色、デザインを気に入っていただけているのかを可視化することが楽しいです。)

などなど。

ポイントは「特別な瞬間」ではなく、「日常の中で感じられる幸せ」をピックアップすること。

人生は、日常の連続。

その日常の中に自分だけの幸せを見出してこそ、「自己中ハッピー」で居られると思っているからです。


「自分の幸せを、誰かに理解してもらわなくても大丈夫なんだ」

「良い意味で自己中になろう」「自己中ハッピーで居よう」と思うようになってから、色々な発見がありました。

・何気ない毎日の幸福度がアップしたこと
・「今で充分、幸せじゃないか」と、今の作家活動や暮らしに納得できるようになったこと
・「もっともっと」という気持ちを、さらりと手放すことができたこと
・「誰かと自分を比べる必要はない」ということが、すとんと腑に落ちたこと
・「今の自分」を以前よりも好きになれたこと
「自分の幸せを、誰かに理解してもらわなくても大丈夫なんだ」と気が付けたこと

特に「『自分の幸せを、誰かに理解してもらわなくても大丈夫なんだ』と気が付けたこと」

この発見は大きかったと思います。

「誰かから見て幸せか」「世間から見て幸せか」…そんな外側の目を気にせず、自分の目から見た「幸せ」を大切にできるようになったから。

「自分だけが理解できる幸せ」

それは、誰かから共感されないかものかもしれません。

でも「共感され、支持されることを基準にした幸せ」を、私は求めていないのです。

それはいずれ「まだまだ」「もっともっと」という、心の枯渇に繋がってしまうと思うから。


「自己中ハッピー」で居ることは、おのずと周りの幸せにも繋がる

私には、誰かと自分を比べてしまう癖がある、「もっともっと結果を出さないとダメ」と自分を追い込んでしまう癖があります。

手放せたと思っても、長年付き合ってきた癖だからこそ、なかなか抜けないもので。

そういう私だからこそ「自己中ハッピーで居よう」と決め、良い意味で自己中になることがちょうどいいのだと感じています。

「自分の幸せを、誰かに理解してもらわなくても大丈夫」
「私だけが理解できる、唯一無二の幸せを大切にしよう」

そんな風に考え方を切り替えるだけで、心にゆとりができるから不思議。

そして私は「自己中ハッピー」で居て自分が幸せになることは、おのずと周りの幸せにも繋がると信じています。

誰か一人が怒っていたり機嫌が悪いと、その空気が伝わって、周りまでピリピリしてしまうように。

誰か一人が幸せでご機嫌だと、その空気が伝わって、きっと周りも笑顔で幸せになれる。

もしその空気を、この記事からお伝えできていたら、嬉しいです。


sarari

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