必要としている人の元へ「amulet accessory」を届けることが仕事
私は天然石たちの仕入れをしてから、デザインを決めます。
使いたい天然石をズラッとテーブルに並べて、観察して「あ、この子にしよう」と直感で選ぶんです。
何種類が組み合わせることもあるし、1種類をひとつだけとか、何個も組み合わせることもある。
「この子が1番魅力的に見える姿」
それを探して、デザインをするんです。
直感に従って天然石を探す
素材を探す時、「何となくあの石にしよう」という直感に従っています。
石を決めたら、次は形。
大きさも、形も、色の濃淡も…ひとつの天然石に様々な種類があります。
それについても「あんな形(色、大きさ)」というイメージが何となく浮かぶので、その種類に絞って、ひたすら天然石を見るんです。
そうすると「あ、この子だ!」と感じる天然石と出会えます。
仕入れ時に予算は決めているので即決はしませんが、お気に入りに入れてストックし、最後に本当にお迎えする子を決める。
この時、頭にデザインのことはありません。
デザインは「1番魅力的見える姿」を見つけること
「この子とこの子を組み合わせたら、お互い素敵に見える」
「この子は単体の方が素敵!」
私がデザインをしている時、頭の中はパラダイスです(笑)
だってめちゃくちゃ楽しいから!!
色々な組み合わせを試すんですが、「バチッ」と素敵な組み合わせを発見した時は…思い出すとニヤニヤしてしまうくらい、幸せで、感動してしまいます。
なので制作も、もちろん幸せ。
デザインした通りの形に完成した姿を見ると、毎回必ずニヤニヤしてしまう。
「だからハンドメイドってやめられないんだよねえ」
そんな事を心の底から感じる瞬間なのです。
天然石を「必要としている人の元へ届けること」が仕事
制作の後は撮影と、出品。
ここからは「作家」ではなく、作品というタレントの「マネージャー」と化します。
作品の魅力を伝え、お客様の元へ届けられるかどうかは、私の「マネージャー力」にかかっているから。
私は以前、お客様から「作品を橋渡ししているみたい」と言っていただいたことがあります。
その時「まさにその通り!」と膝を打った覚えがある(笑)
私は「作品を作って売る」というよりも、「必要としてくれている人の元に、この天然石を届けること」が仕事だと思っているからです。
天然石には、意味があります。
その意味の役割は、「持ち主の背中を押すこと」や、「持ち主を成長させること」「持ち主を癒すこと」だと思っていて。
それが天然石にとっての「仕事」になると思うのです。
私に仕事があるように、天然石たちにも仕事がある。
私は「制作」も仕事ですが、彼らが仕事を心地よく果たせるように、求めている人の元へ届ける。
それもまた、私の仕事なのです。
コンセプトは「amulet accessory」
私の作るアクセサリーには、すべて意味があります。
それは「お守りのようにアクセサリーを身につけることを楽しんでいただきたい」と思っているからです。
コンセプトもその願いを込めて「amulet accessory(お守りアクセサリー)」としてるくらい。
私の元へきた天然石は、みんな「amulet accessory」となって、それぞれの持つ「意味」によって持ち主の背中を押したり、励ましたりする存在となります。
私の仕事は、その橋渡し。
そんな気持ちで今日も、作家活動をしています。
私の活動に関心を寄せていただき、ありがとうございます◎サポートでお寄せいただいたお金は、作家活動費として活用させていただきます。