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ふわり、ふわりと生きていく

私は「自由」が好きです。

時間、集団、人、常識、年齢、性別…

何にも縛られないで、いつだって「sarari」として生きていたい。

そして実は「皆もそうであってほしい」なんて、大それた夢を描いているんです。


私にとっての自由

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私にとっての自由は「縛られないこと」と「選べること」。

今までずっと「普通で居て欲しい」というプレッシャーの中で生きていたので、人一倍「今やっていることは、皆もやっていることなのかな」と気にして生きてきました。

そういう「普通」という枠が苦しかったのに、枠から出ることを恐れてもいたんです。

でも、勇気を出して一歩枠から出て見たら、思いがけず幸せな世界が待ち受けていました。

「外の世界は怖いって聞いていたけど、本当は外の世界こそが、私にとって大切な世界だった」

今はそんな風に感じています。

私は「普通」という鳥かごの中でずっと生きていましたが、それが良いとか、悪いとかを言いたいのではなくて、「自分にとって合わない場所から出てもいい」ということを知らなかった、忘れていたということが悔しいんです。


「普通の人のフリ」をやめた日

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今の私は「生き方は選べる」ということをいつも念頭に置いています。

noteでハンドメイド作家さんに向けてノウハウを書く時も「これは選択肢のひとつです」というスタンスを大切にしているんです。

生き方にしても、ハンドメイドの作家活動にしても、世の中には沢山のノウハウやセオリーが存在しています。

「普通」という鳥かごの中に居た頃の私は、目についたノウハウ、セオリーを片っ端から学び、どうにか鳥かごから出ようと必死になっていました。

しかし学んでも、学んでも、一向に「普通」という鳥かごからは出られなかった。

そんな私を鳥かごから出してくれたのは、素敵なノウハウとの出会いでも、効果絶大なセオリーを知ったことでも無くて、病気でした。

26歳の時にかかった「うつ病」が、鳥かごを壊してくれたんです。

「これ以上、皆と同じように、普通のフリをして生きるのは無理だ」という警報が私の中に響いて、私はその頃から、「普通の人のフリ、真似事」をやめました。


生き方を「選ぶ」ということ

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そこから私は、小さなことからひとつずつ、自分の生き方を選んでいくようになりました。

「本当は、こんな本を読んでみたかった」

「本当は、主婦になりたかった」

「本当は、集団に所属することが無理だった」

「やりたい」ことはどんどんやり、「出来ない」ことはやらない、もしくは、それ以上に効果のあることを探すようにしています。

今、こうやってnoteを書いていることもそうです。

私は幼いころから集団に属すことが苦痛で仕方ありませんでした。

普通の人のフリをして一生懸命に集団の中で生きてきましたが、やっぱり苦痛で、孤独で、「私には出来ないこと」だったんです。

なので「会社に所属して、お金を得る」という方法で収入を得ることが出来ません。

だとするならば。

「個人で仕事をつくり、お金を得る」という方法が、私には最適だと考えました。


諦める前に「私らしい方法」を考える

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そこでまずは、ハンドメイド作家として作品をつくり、販売し始めました。

最初の作品をアップしてから1年半ほどたった今は、ネット販売以外にも雑貨店とのコラボや、知人のアクセサリーブランドの制作担当も手掛けています。

そして2ヶ月ほど前からは、作家活動の中で学んだスマホでの物撮り方法や、作家活動に欠かせないマインドセットのことなどをテキストにまとめ、販売するようになりました。

あれだけ「人が怖い」と言っていた私が、最近ではハンドメイド作家としての活動を始めたばかりの方、これから始めたい方に向けて、LINEを使ったコンサルも行っています。

こんな風に、例えば「人気作家さんのようにネット販売がうまくいかないから、私にハンドメイド作家は無理なんだ」と諦めるのではなくて、「あの作家さんのようには出来ないけど、私にはあんな方法なら出来るかも」と考えてきました。

そうすると目の前がパッと開けて、「私らしい生き方」を選んでいけるようになったんです。


十人十色で輝ける世界へ

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これだけ沢山の作家さんが居るのだから、活動だってもっともっと多様であって良いと思うのです。

私は、この世にあるものはすべて選択肢だと考えています。

そしてその中から、自分に合った方法を自分で選んでいるんです。

ただ、最初は「この方法が自分に合っているのかどうか」が分かりませんでした。

だからとにかく沢山の方法を試し、失敗や成功を繰り返すことで少しずつ「合う方法」「合わない方法」という経験を蓄えて、自分の中に「sarariの取扱説明書」を構築してきたんです。

この取扱説明書があるから、私は毎日生き生きと人生を歩むことが出来ていますし、きっとこの取扱説明書は、1人1人に備わっているものだと思っています。

そして1人1人がその存在に気付き、自分の力で充実したものを構築していけたのなら。

世界はもっと、十人十色でキラキラと輝き始めると思うのです。


ゆたかさって何だろう

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生き方を選び、自分を縛らないで生きている今の私は、毎日本当に自由だと感じます。

私はお金持ちでも無いですし、ハンドメイド作家として大活躍しているという訳でもありません。

作家活動のこれからについて何も計画していませんし、髪を振り乱して頑張ってもいません。

ふわふわと生きています。

でもそれがすごく私らしく感じて、そのままの自分で居られる今日が、とても幸せです。

今日はこれから、何をしようかな。

ふわり、ふわりと考えてみます。


sarari's Accessory Shop / Twitter(毎日更新)

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