幸せがあるのは、スマホの中じゃない
こんにちは、sarariです。
「今日はネットショップで作品、売れてるかな」
「Twitterは見てもらえてるだろうか」
「ブログの閲覧数はどうだろう」
「Instagram、どう運用しようかなあ…」
朝起きた時、ふと手が空いた時、スマホを確認して、喜んだり、落ち込んだり。
まるでハンドメイド作家としてだけでなく、「私自身」の幸せのすべてがそこにしかないみたいに感じてしまうことが、ありました。
ある日ふと、そんな風になっている自分をイメージしちゃって。
体も顔もあるけれど、頭がぐーんと伸びて、スマホに吸い込まれている姿が思い浮かびました。
なんとも、奇妙。
それをイメージした直後、なんとなく、自分の手のひらを見ました。
「体も心も、ここにある」「スマホの外にある」って、確認するみたいに。
私は、対面販売でのイベントへ出たことがないし、この先も、出ることは無いでしょう。
だからハンドメイド作家としての活動の準備も、経過も、結果も、スマホやパソコン経由。
それが普通だからなのか、いつの間にか、スマホの中に幸せを見出そうとしている自分がいると、気づきました。
そうじゃないのに。
幸せは、スマホの外にいつだって、あるというのに。
私はよく、手のひらを見ます。
特に、作品の紹介文やブログを書いている時に。
今まで気づかなかったけれど、今、ブログを書きながらも手のひらを見ていたし、「脳みそが、スマホに吸い込まれてるみたいだな」と感じた時にも、私は手のひらを見ていました。
癖なんだと、今、気付いた。
きっとそれは私にとって、スマホの世界から抜け出す儀式なのかもしれません。
それを思い出すための、儀式。
手のひらを、開いたり、閉じたり、眺めたり。
そうすると、スマホの外の世界、体の感覚の世界に、戻ってこられます。
「私の幸せも、世界も、ここ(身体と心)にある」
そう、思い出すことが、できる。
ついつい忘れてしまうこと。
でも絶対に、忘れたくないこと。
だから私は、手のひらを見ます。
「私の幸せは、ここ(スマホの外、身体と心)にある」と、何度でも、思い出すために。
私の活動に関心を寄せていただき、ありがとうございます◎サポートでお寄せいただいたお金は、作家活動費として活用させていただきます。