見出し画像

【適応障害休職日記】飛べない日々

休職36日目

上を向いても下を向いても横を向いても寝られない。
体は疲れていて寝たいと脱力しているが、
頭はどうにもオフにならない。
寝ることがしあわせだったはずなのに。

飛べない

リアルに何か乗っかっているのではと感じるくらいの重だるさ。
それでも1時間かけて少しずつ体を起こす。
ふらふらしながら顔を洗って、髪を結んで、着替えて、家を出る。
最近は食べることすら億劫で、コンビニでカフェラテを買って飲むだけ。
お昼は病院食を食べることができるが、メニューによって食べたり食べなかったり。
麺類のときは食べやすいから食べることが多いが、
入院日記にもあったように麺類やパンが出る日は少ない。
食べない日は車かリワークの空き部屋でウトウトして過ごす。

今日は疲労感が強くて横になりたくて、お昼は車でシートを倒してウトウト。
休憩時間が終わる15分前に起きて戻ろうとすると、
デイケア・リワーク、仕事も一緒で一緒に入院していたHさんと偶然会えた。
「リワーク、どう?」
「大変だよね」
「面談は?来週あるよね」
「俺ね、今月は拒否った(笑)」←強い
「復職の動きある?やっぱりないよねー」
Hさんはまだ入院中だが、今月末で退院して自宅療養にするそう。
同じ地区だから産業医も一緒。もやもやをわかってくれるのがうれしい。
(もはや状況を話さなくてもわかってくれる)
Hさんのおかげで少し元気が出た。ありがとう。

午後からはグループワーク。
水曜午後の担当はデイケアのスタッフさん。
しかもデイケアに通っていたときに私の担当をしてくれていたスタッフさん。
「いろどりさん😊」とほんわかした笑顔で話してくれる。
前職のときからの関わりだから、私のことをちゃんと知ってくれている。
安心できる。
テーブルを囲んで座ったが、スタッフさんの隣をキープ。
今のリワークで貴重な安心。せめて隣に座ることは許してほしい。
帰りもいつもはあいさつをしてサッと帰るが、
スタッフさんに手芸を見せて、「お疲れ様、またね」と言ってもらった。
一日の終わりをほっとして終われるのはうれしい。

ほっとした時間を過ごせたからだろうか、じゃがりこが食べたいと思って
コンビニでじゃがりこを買って食べながら帰ってきた。

飛行機は強制的に格納庫から出されているが、まだ滑走路には行けない。
エンジンもかかったりかからなかったり。
今日は機内灯をつけることはできたが、明日はどうなるかはわからない。
少しでも安心して過ごしたい。

できることを、一歩ずつ。
大丈夫だね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?