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月イチから月2になった5月。結果はいかに・・・!?スリランカ食堂サライラサイの挑戦記

時折夕立はあるものの、まるで空梅雨かのような毎日が続く京都です。早くも夏に突入したかのように、暑い。

さて、久々にスリランカ食堂サライラサイの挑戦記です。4月から週替わりのカフェ「日曜日の一皿」にて、第一日曜日にスリランカ食堂サライラサイをOPEN 。月イチだけれど心を込めて作り「来られる方の心と体をハッピーに!」とやってきましたが、5月は第5日曜まである!ということで立候補。2週連続に挑戦です。

オペレーション課題はいかに!?

5月30日、この日の最重要課題は「オペレーション」。20席ほどのお店を「ワンオペできるように」、そしてできるだけ「お待たせしないように」をクリアすること。

実はオペレーションのやり方自体も、確立できていませんでした。例えば初回はワンオペを念頭に、メニュー表に添えた紙にお客さまご自身で注文を書いて渡してもらったり、翻って2回目は注文を聞きに行ったり…統一できず。これではいかんと、最適な方法を考えることに。

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サライラサイのメニューはほぼ「スリランカカレー定食」の一択ですが、オプションとしてアンブルティヤルなどの一品もご用意しています。現地語では?となるので「酸っぱい魚の煮付け」と日本語に変換して載せてはいますが、スリランカ料理を初めて召し上がる方にとっては、どんな料理かまったく想像できないはず。「まだまだ馴染みのある料理ではない」というスリランカ料理の特性からも、やはりわたしがきちんと説明し注文をお聞きする形としました。

このような一連の流れをしっかりシミュレーション。そして、その順序を紙に書き出してイメトレするなど入念に準備。これが功を奏したのか、オペレーションに関してはこれまでで一番うまく運んだように思います。やれば、できる!

メニュー表も改善

過去2回の営業では、メニュー表のひとつでもある「本日のスリランカカレー定食」の構成が手書きでした…。しかも開店直前に慌てて書くという有様(汗)別に手書きが悪いわけではありませんが、見やすくわかりやすく改善したいと思っていました。

そこで、今回は時間のある時に前もって作成。これもメニュー構成が直前まで決まらなかった前回までとは違い、事前に構成を決定したことからこそできたこと。前日にはInstagramTwitterで告知することもできました。大進歩!!

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本日のメニューの変遷。やっぱりきちんと準備したもの(右端)が見やすい(自画自賛)

当日のオペレーションがうまくいくと、お客さまと会話する余裕も生まれます。サライラサイはスリランカ料理教室の看板も上げているのですが、この日は興味を持ってくださる方にご紹介することもできました。

気合を入れたはずが・・・

カバーにも使った写真のワイングラスに入っている液体は、自家製ジンジャーエール。緊急事態宣言下でアルコールの提供はありませんが、気温も高くなるこの時期スキっと爽やかなジンジャーエールで喉を潤していただきたい。そんな思いで張り切って仕込んで行ったのですが、結果はご注文ゼロ。自分の喉を潤しました(笑)
次回に期待!!!

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一日を振り返って

あたふた感は抜けませんが、少し余裕を持ってお客さまへのご対応ができたように思います。お帰りの際「ありがとうございました」だけではない会話を交わせたことも嬉しい進化。
総括すると、こんな感じでしょうか。

■良かったこと
 ・オペレーション課題が少しクリアなった
 ・見やすいメニュー表を準備し、説明しやすくなった
 ・余裕が生まれ、お客さまと会話できた

■残念だったこと

 ・張り切って仕込んだジンジャーエールが売れず

備忘のためにこの日の定食メニューも残しておきます。

🇱🇰 スリランカカレー定食 🇱🇰
・チキンカレー ジャフナ風 
・豆カレー
・ジャガイモカレー
・人参とミントのサラダ

・インゲンのスパイス炒め
・カシューナッツとグリンピースのカレー
・人参葉のおひたし
・ライムピクルス
・豆せんべい
・バスマティライス

チキンカレーの「ジャフナ風」とは、スリランカ最北端の街ジャフナの意。タミル民族が多い地域で、チリの辛さ際立つ風味が特徴。独自の食文化を築くジャフナについては、改めてゆっくり語りたいと思います。

さて、連続営業翌週6月6日の結果はいかに。このまま、順調路線を突き進むのか。それとも…!?引き延ばすわけではありませんが、長くなりますので、続きは次回に。

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