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インテリアデザイナーの引越し顛末記①

準備編

3月末を目処に転居します。
まだ終の住処ではありません。息子たちとの4人暮らしから、夫婦2人の生活に戻るための住み替えです。
速度を上げて進んできた生活に
一区切りつけ、これからは少しペースダウンをしたいと思います。
昨年の12月頃から本格的に新居探しを始め、年末年始の休みを利用して、いくつかの候補地を見て回りました。

まず最初に、ピックアップした7つの条件

1.エリア
2.最寄り駅からの所要時間
3.間取り
4.広さ
5.築年数
6.駐車場
7.予算

大まかな条件に加え、それぞれがこだわりたい項目を挙げていきました。

夫のこだわり

1.浴槽の大きさ
2.追い焚き機能
3.遮熱性
4.遮音性
5.周辺の環境

妻のこだわり

1.インテリア
2.キッチン
3.ドラム式洗濯機
4.ロボット掃除機
5.在宅ワーク

7つの条件を入力し、いくつか候補を上げ、それぞれの物件をについて話し合いました。
互いに得意とする分野は、異なります。夫のこだわりになるほどと納得することも多く、面白い発見がありました。

夫の得意分野

1.ハザードマップなどを細かくチェックし、安全性に拘る。
2.駅からの距離や、駅周辺の環境など利便性を重視する。
3.築年数による間取りの違いだけでなく、設備の質にも拘る。
(浴室の追い焚き機能、宅配ボックスなど)

妻(インテリアデザイナー)の得意分野

1.図面が読める。
2.平面図を立体化して捉えることができる。
3.煩雑な記号(コンセントやスイッチなど)を理解している。
4.業界の評判が入ってくる。
5.品番を見れば、商材やメーカーがわかる。

住宅に求められる4つの大きな要素のうち、夫は安全性、快適性、機能性をカバーし、妻は審美性の調整に力を発揮することができます。

YouTubeもたくさん見ました。
沿線や駅、駅周辺の紹介など、
出向かなくても充分理解できる動画を夫が選んで見せてくれました。

クリアした7つの条件

1.洪水、土砂災害などに代表される自然災害が起きにくい地域
2.最寄り駅から徒歩3分
3,2LDK
4.65㎡
5.新築
6.敷地内駐車場
7.予算内

条件を全て満たす物件が、見つかりました。
但し、新築物件のため、外観は完成予想図のみ、内観パースはありません。
重量鉄骨構造の低層マンションであること、断熱性、遮音性に気を配っていること、加えて業界での評判が良いことなどが、主な決定材料です。

まだ完成していないため、実物件を見ることはできません。
インテリアやキッチンなど未知な部分も多く残り、不安が払拭されたわけではありません。

ただ1つ言えることは、こだわり続けること、簡単に妥協しないことだと思います。

これから何回かに分けて、準備から完了までをご報告します。
インテリアのプロとしての視線が、少しでも参考になればと思います。













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