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ゆるやかな片付け①

長男が独立し、彼の部屋に残されたシステム収納が空っぽになりました。突板仕上げチェリー色の棚板と鏡面仕上げライトグレーの扉。そのコンビネーションに一目惚れしたカンディハウスの収納家具です。

息子の引越しを機に、ゆるやかな片付けを計画しました。一気片付けるのではなく、休日二日間の一日、さらに短い時間を充てること。きちんと決め過ぎると、前に進めない自身の性格に合った方法で実践することにしました。
これから少しずつですが、進捗状態をnoteにUPしていきます。

まず始めに長い間、箱にしまっていたDVDの類を取り出して並べてみました。
その際、巾36cm高さ37cm奥行き30cmの1ブロックに入る分を最大限と決め、そのスペースに収まりきらないものは処分することにしました。
(ブックオフに持ち込んだところ、私の思惑とお店の値付けにはかなり隔たりがあり驚きました。)

10年以上前に購入した収納家具ですが、長男が大切に使ってくれたおかげで、今も一目惚れした当時のままの佇まいです。

最近では、あまり買うことがなくなったDVDですが、手放したくないもの、残しておきたいものだけを並べると、好きなものの方向性がくっきりと明確になり、自身について新鮮な発見もありました。

邦画が6本、洋画が3本、韓流TVドラマが1セット、音楽ライブが1本。他に原作本と映画のパンフレット、サウンドトラックなど。偏愛ぶりがくっきりと見てとれます。下の段は、未だ手付かずの状態、次回以降に片付ける予定です。

また、この1ブロックに並べたのは、LEGOアーキテクチャーシリーズの完成作品です。
一番最初に作ったのが、手前にあるファンズワース邸。
建築家ミース・ファン・デルローエの建築思想が具現化された美しい建物です。
左奥は、NYのグッケンハイム美術館、中央はエンパイアステートビル、右奥がロンドンのビッグベン。いずれも有名な建築物です。これらのアーキテクチャーシリーズは、既に廃番になりましたが、サヴォア邸落水荘など手に入れておけば良かったと今も後悔しているLEGOもあります。

最初にLEGOアーキテクチャーシリーズを知ったのは、NYのメトロポリタン美術館にあるミュージアムショップでした。
フランクロイドライトが設計したロビィ邸の模型、その圧倒的な美しさに魅了されたことをはっきりと憶えています。
ただ、外箱の大きさと価格に購入を諦めざるを得ませんでした。

今日は1日で本棚2ブロック分を整理しました。2ブロックは全体のおよそ20分の1です。
本棚1か所に少なくとも10日間を要するなど、非効率的だとご指摘を受けるかもしれません。
ただ、この方法が私には合っていると思います。
これからも少しずつ、物と向き合い、沢山の想いを馳せながらゆっくりとゆるやかな片付けを進めていきます。

少しでもご参考になればと思います。

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