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東京っ子が田舎に住んで気づいたこと

小さい頃は葉っぱすらも触れなかったぐらい自然について全く興味がなかった


そんな私だが「大人になったら田舎に住むことはきっとないだろう」と思い、高校の3年間をその田舎で過ごすことを中学三年の冬に決めた


アメリカ合衆国の北東に位置するオハイオ州、私はある小さなクエーカーボーディングスクールに通っている(オルニーフレンズスクール


学校の初日には初めての森キャンプ、朝起きたら小指サイズほどのカタツムリが私の寝袋に忍び込んでいて発狂した


まだミミズは触れないけれど、今はずいぶん慣れた方だと思う




環境が変われば考え方も変わる


東京を出て田舎に暮らし始めてから気づいたことが沢山ある




交通機関のありがたみ

私はまだ車を運転できないしもちろん車も持ってないので東京に住んでいた頃はバスや電車を毎週のように使って都心で遊んだりしていた
ところが今では寮の周りに な に も な い ので基本的に週末は部屋で映画を見たり友達と遊んだりする



ゆったりした時間の大切さ

都心に住んでいたら分かるだろう、物事の進むはやさを
毎日毎日沢山のことに追われて忙しい日々を過ごすあの感じ
「自分の時間」;自分の好きなことをしたり、自分と向き合ったりする時間 を持つことによってもっと自分を知ることができる
そして自分を知ることによってもっと自分を好きになれたり、もっとハッピーになる方法を見い出せたりする



遠回りはいいこと

私はもともとニューヨークにずっと住みたかった
が、なぜ行かなかったのか?
アメリカの高校に留学生としていく場合は私立高校のみ受け入れが可能になる
そうなると余裕で1年間400~600万円の学費になってしまう
毎日放課後にネットサーフィンをして見つけた最安の学校が今通っている学校だったのだ
はじめは田舎に行くことに抵抗があったが、アメリカに行けるなら田舎か都心かなんかは関係ない!と思い決意を固めた
遠回りをすることで自分がずっと苦手だったことが得意になったり新たな人とのつながりができたりする
遠回りは決して悪いことではない、その経験が将来絶対に活きて返って来ると私は信じている



自然の美しさ

オハイオは東京よりも綺麗に星が見える
オハイオはボリビアよりも曇って星が見える
今見ている星ですら私はうっとりしているのに、もっとハッキリした星を見たら私はどうなってしまうのだろうか
将来ボリビアに行く日が楽しみでしかない




田舎に住むことは良いこともあるが、もちろん不便なことも沢山ある
正直言うと、これだけ田舎の良いところを語ってきたが私はやはり都会っ子だなとしみじみ感じる
狭い道に多くの人が歩いている中、するりするりと上手く通り抜けれた時あの快感

大学でニューヨークに行くのが待ち遠しいが残りの田舎生活もしっかり充実させていこうと思う

生活費の足しにさせて頂きます、働く時間を出来るだけ減らし、クリエイティヴな活動を続けていけるようにサポートを是非ともお願い致します