自己紹介がてら……創作を必要とするあなたへ(前編):欲しいものは、はっきりしていますか?【さらば、noteを書く理由(2)】
こんにちは、さらばです。
さてさてnoteデビュー直後なので、しばらくは自己紹介がてら「ここでこんなことを書いていこうと思います」的な話をします。
18年以上物語をつくり続けてきた、けど
まずわたしが何者なのかというと、特に何者でもありません。
何者でもないまま、18年以上物語をつくり続けてきました。
仕事は会社員で、事業の企画をしています。
マーケティングを伴うストーリーやシナリオをつくっているので、広義では仕事でも物語づくりに携わってきたと言えます。
ただ、わたしが言う「18年以上物語を」というのは別の話です。
個人的に、主に小説という形式で物語をつくり続けてきました。
書いたタイトルをさっき改めて数えたら、長編が35本、中編が3本でした。
他、終盤まで書いて挫折した長編が1本。
当たり前ですけど、長く、あるいはそこそこ多く書くことが自慢になるとは思いません。
でも逆に、それだけ書いたのに何者でもないことをそんなに恥じてもいません。
「じゃ、どう思ってるの?」
と、少しでも興味を持っていただけたのなら、嬉しいです。
書くと決めて、書いて、書く
人生100年時代とは言いますが、18年というのは、それなりに長い時間だと思います。
この間わたしにも、人並みにいろいろなことがありました。
正直に言うと、つくった物語で、ひとに認められたいと思った時期もあります。
その真逆で、ひとの評価からなるべく自由になりたいと思った時期もあります。
今だって、達観はしてません。
むしろ達観してしまったら、物語を書く必要はなくなるんじゃないかと思います。
だけど書き始める前にひとつだけ、自分で決めたことがあります。
「生きている限り書き続けること。
それを、書く上での全てに優先させること」
それだけは忘れず、書いていくと決めました。
18年間、ずっと同じペースで書いてきたわけじゃありません。
1年に6本書いた年もあれば、1本書き切るのに2年以上を費やしたときもありました。
仕事や家庭の事情にも影響を受けました。
目の前の仕事や家族も大切にしたかったので、書く時間が取れない時期も、心が乱れて集中できない時期もありました。
情けない話ですが、
「こんなに大変なのに、書き続けることに意味はあるのか?」
「わたしが書くのをやめても誰も困らないのに、どうして書いてるんだろう?」
と思ったことは数え切れないほどあります。
ただ書き続ける。
たったそれだけのことが、わたしには結構大変なことでした。
だから、続けてきたことが自慢になるとは思わないまでも。
書いてきたものがたとえ世の中的に価値がないものだとしても、書いてきた行為自体を恥とは思いません。
それに、良くも悪くも18年書き続けたことで、
「続けるためにはなにが必要なのか?」
「続けると、なにを得られるのか?」
みたいなことはある程度言葉にできるようになりました。
それはわたしにとってわりと、いや相当大切なことです。
どうしてnoteを始めようと思ったのか
さて、というわけで、ある意味今日の本題です。
ここまで読んで、
「世の中的に成果が出なくても書き続けるって決めて、書き続けてるんだろ?
じゃ、一生そうしてろよ。
なにを求めてnoteとか書くんだ?」
と思われた方もいるかもしれません。
まあ、そういう身も蓋もないこと言われたらぐうの音も出ないんですけどね。
ただ、note公式の記事にこうありました。
これを読んで
「あれ? わたしの思ってきたことに合ってる?」
と共感を覚えました。
まあ次の瞬間「う……発表は、してないな」と思ったのですが、それはそれとして。
いろいろな理由で創作を志すひとがいます。
世の中に価値を見出してもらえるひともいれば、そうでもないひともいます。
一度は前者になっても、いつの間にか創作をやめてしまうひともいます。
いずれにせよ、つくるひとにとって
"続ける"
がひとつのテーマなら。
わたしはそこに半ば全振りしてきた文書きです。
だから「書いてみようかなあ」と思いました。
「え。なにを?」
と思ってくださった方。
……長くなってきたので、それは次回に。
というわけで、お読みいただきありがとうございます。
さらばでした!
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