Sara

頭お花畑による頭の中のお話 ふと思った事やちょっとホラー、本も好き そして旅行など わ…

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頭お花畑による頭の中のお話 ふと思った事やちょっとホラー、本も好き そして旅行など わたしの頭の中をご覧あれ

最近の記事

ちょっとお怪談 隣人 後日談

こんばんわ 最近は暑い日が続いていますね 春のはずなのに なんだが初夏のようなきもちがします そんな中前作隣人の続きがありました とある休日 隣の部屋に引っ越しますと引越しのご挨拶の男性がいらっしゃいました 「うちは子供との3人家族で丸月バツ日に越してきます」 物腰の柔らかく礼儀正しい人でした 「失礼します」としっかりお辞儀をされて 礼儀正しさが滲み出ているというか 閉まるドア越しにその方がアパート出口へ歩いて行くのが見えたのです きっとこの人ならトラブルもないと

    • ちょっとお怪談 隣人

      関東某アパート 隣は元気なお子さんが住んでいる バタバタどんどんと元気のいい音が鳴り響き たまにびっくりするほどだ 我が家はリビングと引っ越した家族のいた部屋が隣り合っている そんな家族が3月のくれに引っ越した 月末より一週間程残して引っ越し しばらく静寂が続いていた ふと気づいたのは月末 ゲームをしていた深夜1:30頃 ドンっ ズッ ガタガタ 壁一枚隔てた向こう側から気のせいではないほどに物音がする ありえないことだが うちのアパートは一応防音だし部屋の修繕

      • 山怪 田中康弘 +ちょっとお怪談

        山にまつわる怪談をマタギの方々から集めた一冊 じっとりとした怖さ そして狐にまつわる話が多かった どこか風情があって ロマンがある 人の所業ではない恐ろしさが またさらに怪異の怖さを増す わからない が1番怖いことをまた再度認識させられるような一冊であった 狐火や化かされてえらいめにあったり もちろん狐以外の狸や山の恐ろしさを感じる話も盛りだくさんだった そこで 私が昔体験した出来事をふと思い出したので お話しようと思う  私が中学生時代の夏のことだ 我が家は階段に小さ

        • 未来の夢をみた

          夢を見た 未来の夢だった 私は家から近い母方の実家に幼少期(というより今も)かなり遊びに行っており 私のアナザースカイと言っても過言ではない 農家であり 広い畑を裸足で駆け回り 庭でリアルなキッチンを作っていとこと売り物にならない野菜でリアルおままごとをした日々を昨日のように思出だす その夢は 私の生まれ育った町で母親とアパートに2人で暮らしていたところから始まる 母と2人でリビングにいた時 父がふらりと帰ってきた 父は自由気ままに家にいたりいなかったり 悪びれもせず外に

        ちょっとお怪談 隣人 後日談

          似ている風景

          2019年の夏 15年共に過ごしてきたペットを亡くした 血管肉腫という悪性の癌で 発覚してから3ヶ月余りで亡くなってしまった 実はその一昨年の冬 よく遊ぶいとこのペットも肺がんで亡くなり 私の祖父も 翌年7月に癌で亡くなった 連続の訃報で家族は心身共に疲れていた そんなある日私と母は ペットが居なくなった空白を埋めるように毎日あっちこっち散歩へ繰り出した 近く(といっても1時間近く)のショッピングモールへ出かけた その日は風が強く冷たく ちょっと散歩に出た事を後悔  

          似ている風景