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Vintage Dredgeのサイドボーディング

⓪初めに

こんにちは、vwxyza648204ことsapuriと申します。
普段はMagic Online(以下MO)のVintage環境で主にDredgeをプレイしているものです。

今回はDredgeのサイドボーディングの具体的なin-outについて記載したいと思います。過去にサイドボードカードについての記事を書いたのですが、それ以降も何人かの方から、具体的なサイドボーディングをご質問頂くことが多かったため、今回記載してみようと思います。当記事は過去記事の延長線上にありますので、お時間が許す方は下記のDredge関連記事をご拝読いただけますとより理解が深まるのではないかと思います。

Pitch Dredgeでヴィンテージを始めよう!|sapuri (note.com)z

Pitch Dredgeの75枚とその採用理由|sapuri (note.com)

Silversmote Dredgeについて考える|sapuri (note.com)

Pitch Dredgeへの対策カード、および対対策カード|sapuri (note.com)

Lost Legacy ~使われなくなったVintage Dredgeのカードたち~|sapuri (note.com)

Baghdadの風景~Bazaarデッキの比較検討~|sapuri (note.com)


また、今回前提となるデッキリストは筆者が23期の神挑戦者に出た時のリストです。2024年1月現在の比較的オーソドックスなリストだと思います。

-Mainboard- 60枚
4 Bazaar of Baghdad
1 Golgari Grave-Troll
4 Golgari Thug
4 Hollow One
4 Prized Amalgam
4 Shambling Shell
4 Stinkweed Imp
4 Narcomoeba
4 Ichorid
4 Silversmote Ghoul
4 Grief
1 Chalice of the Void
1 Mental Misstep
2 Force of Negation
3 Noxious Revival
4 Force of Will
4 Creeping Chill
4 Serum Powder

-Sideboard- 15枚
1 Strip Mine
3 Wasteland
4 Force of Vigor
4 Leyline of the Void
1 Noxious Revival
1 Sickening Shoal
1 Force of Negation

第23期ヴィンテージ神挑戦者決定戦 Top4


①in-outの考え方

本論の中心となるゲームを分けるサイドボードのin-outの基本的な考え方です。今回は5つの項目からin-outを考えます。

1)後手だと弱いカード

1枚のカードの価値が高いVintageでは先手・後手によって有効なカードが他のフォーマットよりも劇的に変わってきます。ここでは後手で弱いカードをピックアップします。

《Silversmote Ghoul》
《Creeping Chill》とともに、高速化しているライフレースを支えているカードですが、後手番では青くないカードのため《Force of Will》《Force of Negation》のコストとして受けるカードになれない+Combatまで1ターン多くかかるので、サイドアウトの筆頭候補になります。ただし、全抜きすると《Creeping Chill》が落ちた時に《Silversmote Ghoul》が戦場に出ないことによって《Prized Amalgam》の価値が一緒に下がってしまうので、4枚抜くことは少なく、2-3枚だけ抜くことが多いです。

《Chalice of the Void》
Vintage特有の0マナ対策カードです。言わずもがなですが、後手だと間に合いません。ただし、例外的にJewel Shopsのような《Paradoxical Outcome》を使うデッキの場合は各種Moxの出し入れを防止できるので、効果があります。同様にDoomsdayに対してもPile作成の邪魔ができるので、draw/playいずれでも採用します。

《Grief》
生きる《Unmask》こと《Grief》です。0マナのハンデスなので弱くはないのですが、2ゲーム目以降のdraw firstだと、一番落としたい対策カードに対して間に合わないケースがほとんどです。相手がコンボデッキでない場合は2-4枚ほど抜く傾向があります。特に《Leyline of the Void》が相手の対策カードの場合は死荷札になることが多いので抜ける傾向があります。

2)《Leyline of the Void》下で弱いカード 

当デッキに対する強烈なメタカードである《Leyline of the Void》や、それに準ずる墓地対策を使われている状態で評価が低いカードをピックアップします。

《Silvermote Ghoul》《Creeping Chill》
墓地に落ちないと何もしないカード2種になります。色が黒いので、カウンターのピッチコストにならないため、比較的優先してサイドアウトされる傾向にあります。特に前者は《Prized Amalgam》と悩むところですが、タフネスの差もありますし、何より後者は青いカードのため、ピッチコストとして優先して残したほうがいいケースがほとんどです。

《Golgari Thug》
発掘ができなくなってしまうとデッキコンセプトが崩れるので、あまり発掘能力持ちのカードを抜きたくないのですが、発掘持ちのカードの中で、一番弱いので数合わせに数枚抜きます。

《Prized Amalgam》
青いカードなので、カウンターで受けなければならないサイド後はできるだけ抜きたくないのですが、枚数合わせで抜くことがあります。例外的に対《Oath》の時は出てきてほしくないタイミングがあるので、多めに抜きます。

3)抜かれがちだが、抜いてはいけないカード

一見すると弱そうに見えるが、実際にはデッキの軸になっているカードをピックアップします。

《Serum Powder》
5-8枚目の《Bazaar of Baghdad》です。
このカードを抜く話を聞きますが、とんでもないことです。特にサイド後は1ゲーム目よりも質的に強いハンドを求めにある程度マリガンをしていくべきなので、このカードを抜くのは論外です。

《Shambling Shell》
発掘3なので、弱そうに見えます(実際に弱いです)が、デッキ内の数少ない緑カウントの1枚なので、こちらは抜かずに《Golgari Thug》を抜きましょう。基本的に抜くことはありません。

4)抜かなさそうだが、抜くことがあるカード

《Force of Negation》
DRS系のようなLeyline+DRS+土地破壊という構成のデッキにはあまり効かないケースがあるため、抜くことがあります。また同系のときは当てどころが殆どないので抜きます。

《Mental Misstep》
MWIにはあてどころがほとんどないため抜きます。
Aggroshopは当所が少ないので悩ましいですが、《Manfoid Key》や《Pithing Needle》が消せたりするので、経験上抜かないほうが良い気がしています。

《Force of Vigor》
極稀にですが、Jeskai系で《Pithing Needle》を取ってないタイプのデッキに対しては抜いて良いです。(現環境にはほぼ存在しないデッキタイプですが…)
また、かなりのレアケースですが《Surgical Extraction》+《Ravenous Trap》のような墓地対策に置物が一切ないタイプのデッキの場合は抜きます。
相手のデッキが特定できなかったり、悩んだりした場合は下手に数を減らさずに4枚とったほうがいいケースがほとんどです。

5)抜きそうだが抜かないカード

《Ichorid》
黒いカードなので、《Leyline of the Void》下では役に立たないので抜きたくなるのですが、《The Tabernacle at Pendrell Vale》を超えてダメージを与えられるのが構造上、これと《Creeping Chill》だけなので、相手が使ってくる可能性がある場合は抜けません。また、これの有無でキルターンが数ターン変化するので、基本的には抜かないほうが良いと考えます。筆者は基本的にサイドアウトしていません。

《Narcomeoba》
青いのでカウンターの種にもなりますし、《Wasteland》で《Bazaar of Baghdad》を割られたときにこれが落ちないと、ダメージレースが厳しいため抜かないほうが良いです。最近ではMWIの存在により、Initiativeを取り返すために、飛行を持っていることの重要性が上がったことでより抜かないカードになりました。

《Hollow One》
ほとんどの場面で極めて強いカードで、特にサイドボード後は《Leyline of the Void》を置かれた場合の第二の勝ち筋になります。Oathが相手で、draw firstの場合だと抜いても良いという説がありますが、自分は残しています。ほとんどケースで雑に強いカードです。

②Archtype別のin-out

気になる方がとても多いようですので、一例として記載してみます。相手のデッキやプレイに合わせてアドリブで入れ替えることは多々ありますが、今回は基本となる考え方を記載してみようと思います。

①Dredge

in:
+4《Leyline of the Void》
+3《Wasteland》
+1《Strip mine》
+1《Noxious Revival》
+4《Force of Vigor》

out:
-4《Grief》
-2《Force of Negation》
-3《Siliversmote Ghoul》
-2《Creeping Chill》
-1《Chalice of the Void》
-1《Prized Amalgam》

ミラーマッチです。
《Bazaar of Baghdad》を前提とした《Leyline of the Void》と《Hollow One》を巡る戦いになります。inは特筆すべき点はありません。outは《Leyline of the Void》下で不要になりやすいカードを抜いています。
《Force of Will》は《Hollow One》を睨みながら、《Force of Vigor》から自分の《Leyline of the Void》を守れるので残します。《Mental Misstep》は《Noxious Revival》を消せるため、残したほうがいいと思っています。

このミラーマッチは運ゲーと言われがちですが、意外とマリガンの差が出るマッチだと思っています。《Leyline of the Void》《Wasteland》《Strip Mine》《Hollow One》《Force of Vigor》をどこまで引き込んで、どこで妥協するかがポイントになります。

②Pitchvine/Cradlevine

in:
+4《Leyline of the Void》
+3《Wasteland》
+1《Strip mine》
+1《Noxious Revival》
+4《Force of Vigor》

out:
-4《Grief》
-2《Force of Negation》
-4《Siliversmote Ghoul》
-2《Creeping Chill》
-1《Chalice of the Void》

対Dredgeとほぼ同じです。
相手の《Fury》と《Pyrokinesis》に耐性がある《Prized Amalgam》を《Silversmote Ghoul》よりも優先して残しています。

Cradlevineの場合で、相手が墓地対策を《Endurance》《Surgical Extraction》しかとってないことが明確な場合は《Force of Vigor》を2枚ほど減らして、その枠で《Grief》を追加したほうが良いです。《Force of Vigor》を全抜きすると《Hollow One》が触れなくなるので、気を付けましょう。

Pitchvineはメイン有利、サイド後五分~やや不利です
Cradlevineはメイン有利、サイド後やや不利です。

③Doomsday

in:
+4《Force of Vigor》
+1《Noxious Revival》
+1《Force of Negation》
+3《Wasteland》
+1《Strip mine》

out(draw first):
-4《Grief》
-2《Golgari Thug》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Creeping Chill》

out(play first):
-2《Golgari Thug》
-4《Silversmote Ghoul》
-4《Creeping Chill》
-1《Prized Amalgam》

inはあまり語ることがありません。《Noxious Revival》は《Doomsday》のパイルを稀に壊せることがある+緑カウントが増えるので入れます。
相手は1-2枚の《The Tabernacle at Pendrell Vale》をほぼ確実に取っているので土地破壊はフル投入します。

outはdraw firstかplay firstかで入れ替えます。draw firstの場合は基本間に合わない《Grief》を抜きます。《Silversmote Ghoul》と《Creeping Chill》のセットは抜きたいですが、速度が間に合わなくなることがあるので、半分残します。play firstの時は《Grief》を投入して《Silversmote Ghoul》と《Creeping Chill》のセットは抜きます。《Chalice of the Void》は特定のパイルを封殺できるため、draw firstでも残しています。

Doomsdayはメインは先手ゲー、サイド後はかなり不利なマッチアップのため、基本はお祈りです。

④MWI

in(draw first):
+4《Force of Vigor》
+1《Noxious Revival》
+1《Force of Negation》
+3《Wasteland》
+1《Strip mine》
+1《Sickening Shoal》

out(draw first):
-4《Grief》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Mental Misstep》
-2《Golgari Thug》
-1《Chalice of the Void》

in(draw first):
+4《Force of Vigor》
+1《Noxious Revival》
+3《Wasteland》
+1《Strip mine》
+1《Sicken Shoal》

out(play first):
-2《Force of Negation》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Mental Misstep》
-2《Golgari Thug》
-1《Prized Amalgam》
-1《Creeping Chill》

draw firstの場合は受けられるカードを多めに入れます。
《Force of Negation》と《Force of Vigor》は誘発状態の《Chrome Mox》を消すor破壊することが目的なので、できるだけ取りたいです。
後手で弱いカードである《Chalice of the Void》と《Grief》は全抜きします。
また、当てるところが少ない《Mental Misstep》は抜きます。相手が《Grafdigger's Cage》等の対策カードを取っていたらGame3で戻してください。
play firstの場合は攻めるカードを多めに入れます。
《Grief》《Chalice of the Void》はフル投入し、受けるカードである《Force of Negation》は全抜きします。抜きたいカードはあまりないのですが、消去法で《Silversmote Ghoul》と《Creeping Chill》のセットと《Prized Amalgam》を減らします。

MWIはメイン有利、サイド後五分くらいなので比較的楽なマッチアップです。

⑤DRS系

in:
+4《Force of Vigor》
+3《Wasteland》
+1《Strip Mine》
+1《Noxious Revival》
+1《Sickening Shoal》

out(draw first):
-4《Grief》
-1《Chalice of the Void》
-1《Golgari Thug》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Creeping Chill》

out(play first):
-2《Force of Negation》
-4《Silversmote Ghoul》
-1《Creeping Chill》
-2《Golgari Thug》
-1《Chalice of the Void》

《Chalice of the Void》は当たる対象が少ないため、抜きます。
枚数調整は《Silversmote Ghoul》と《Creeping Chill》のパッケージを減らす形で行います。《Creeping Chill》は《Bazaar of Baghdad》を破壊された後にライフを削れるカードなので出来るだけ残したいです。
draw firstの場合は《Deathrite Shaman》を落とせる《Grief》を優先したいの で《Force of Negation》は抜きます。
大体の場合サイドボードには《Leyline of the Void》が取られていますが、稀に《Surgical Extraction》や《Endurance》の場合があります。その際は《Force of Vigor》を数枚減らして《Grief》や《Force of Negation》を取るようにしたいところです。

DRSはメイン有利、サイド後は不利で全体的には微不利なマッチです。

⑥Aggroshops/Golosshops

in(draw first):
+4《Force of Vigor》
+1《Force of Negation》
+3《Wasteland》
+1《Strip Mine》
+1《Noxious Revival》

out(draw first):
-4《Grief》
-2《Golgari Thug》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Chalice of the Void》

in(play first):
+4《Force of Vigor》
+3《Wasteland》
+1《Strip Mine》
+1《Noxious Revival》

out(play first):
-2《Force of Negation》
-2《Golgari Thug》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Creeping Chill》
-1《Prized Amalgam》

基本はDRS系と似たようなサイドボーディングになります。先手は《Grief》を後手は《Force of Negation》を優先したいです。DRS系同様《Creeping Chill》は大切なダメージリソースなので、あまり抜かないようにします。

Aggroshopは概して有利なマッチです。サイド後は《Force of Vigor》まで入るので、かなり楽なマッチとなります。
Golosshopは相手がマナを縛ってくる割合がAggroshopsより高く、五分~やや不利なマッチになります。
Golosshopsは《The Tabernacle at Pendrell Vale》を巡る戦いになるので、いつも以上に《Strip Mine》《Wasteland》を大切に使いたいマッチです。

⑦Jewel Shops/Mirror Storm/その他高速コンボ系

in:
+4《Force of Vigor》
+1《Force of Negation》
+1《Noxious Revival》

out(draw first):
-4《Grief》
-1《Golgari Thug》
-1《Silversmote Ghoul》

out(play first):
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Prized Amalgam》
-2《Golgari Thug》

相手が《The Tabernacle at Pendrell Vale》を使ってこないマッチなので《Wasteland》《Strip Mine》は取りません。《Urza's Saga》も鬱陶しいですが、速度で頑張って倒します。G2で相手が明らかに《Urza's Saga》に依存したプレイ(ゆっくり殴るパターンを重視している場合)の時は、G3では枠を作って2-3枚とってもOKです。
《Chalice of the Void》はチェインコンボが止まることがあるので、残します。

高速コンボ系のデッキは、メインは概ね五分、サイド後は不利なマッチアップとなるので、Doomsdayと同様にかなり厳しいマッチアップです。祈りましょう。

⑧Lurrus系のフェアデッキ

in:
+4《Force of Vigor》
+3《Wasteland》
+1《Strip Mine》
+1《Noxious Revival》

out(draw first):
-4《Greif》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Chalice of the Void》
-1《Golgari Thug》

Out(play first):
-2《Force of Negation》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Creeping Chill》
-1《Prized Amalgam》
-2《Golgari Thug》

サイド後は《The Tabernacle at Pendrell Vale》と《Urza's Saga》を巡るマッチになります。相手もフルで土地破壊カードを採用してくるので《Noxious Revival》はフル投入します。相手の墓地対策は《Soul-Guide Lantern》《Grafdigger's Cage》が多いです。《Containment Priest》が取られている場合もあるので、見えたらG3で《Sickening Shoal》を取るべきです。

Lurrus系はメインは有利、サイド後は五分~微不利なので比較的楽なマッチアップです。デッキの構造上《Leyline of the Void》が取れない上、速度感もないので、勝ちやすいマッチだと思います。

⑨Vault-Key系のデッキ

in(draw first):
+4《Force of Vigor》
+3《Wasteland》
+1《Stirp mine》
+1《Noxious Revival》
+1《Force of Negation》

out(draw first):
-4《Grief》
-2《Golgari Thug》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Chalice of the Void》

in(play first):
+4《Force of Vigor》
+2《Wasteland》
+1《Stirp mine》

out(play first):
-2《Golgari Thug》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Creeping Chill》
-1《Prized Amalgam》

インスタントタイミングのTutor系のカードが多いので、《Tinker》を受けられる《Force of Negation》はdraw/playを問わずMin2枚は採用したいです。
サイド後は《Urza's Saga》とそのトークンを巡る戦いになりますが、play firstの場合はこちらの方が速度が速いので、「1枚程度《Wasteland》を減らしてもよいのではないか」というのが私見です。

メインは五分~やや有利、サイド後はやや不利でトータルでは五分~微不利です。

⑩Oath

in(draw first):
+4《Force of Vigor》
+3《Wasteland》
+1《Strip Mine》
+1《Noxious Revival》
+1《Force of Negation》

out(draw first):
-4《Grief》
-2《Prized Amalgam》
-3《Silversmote Ghoul》
-1《Chalice of the Void》

in(play first):
+4《Force of Vigor》
+3《Wasteland》
+1《Strip Mine》
+1《Noxious Revival》

out(play first):
-2《Prized Amalgam》
-3《Silversmote Ghoul》
-2《Force of Negation》
-1《Golgari Thug》
-1《Creeping Chill》

かつてOathはどちらかというとお客さん側のデッキだったのですが、《Atraxa, Grand Unifier》が登場してからはダメージレースが追い付かない大の苦手デッキになってしまいました。
最近は《Leyline of the Void》が取られているケースが多く、加えて《Show and Tell》も取られているので、速度的にもかなり厳しいです。

Oathはメインは五分~やや有利、サイド後は不利になります。

③終わりに

参考になりましたでしょうか?

今回の記事はさっくりと書き上げるつもりでしたが、②のArchtype別のin-outが長引き、あれよあれよと10000字を越えてしまいました。
このデッキのサイドボーディングに興味を持たれる人は、多分世の中にそう多くはない気がするのですが、どなたかの参考になれば嬉しいです。

また、最後になりますが、今回の記事を記載するにあたり、海外からサイドボードガイドのリクエストをしてくれた友人のResko氏に感謝します。

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