車が通らない時間

1つも車が通らない。

この時間は1つも車が通らない。

昼間とは顔の違う道。

そう思っていると1台の救急車が前からやってくる。

一直線の道、遥か彼方から白い街灯の間を赤い光を放ちながら近づいてくる。

誰が乗っているのかもわからないのだけれどいつも思うことは、がんばってー!と願う。

いたからだろう?

わからないけれどそう願う。





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