料理上手な皆さんが集まる子ども食堂「Cook ぼーの」
子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
早速ですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきます!
前回の記事はこちらから!
今回訪れたのは「Cook ぼーの」
11 月に訪れたのは、水戸市で活動している「Cook ぼーの」です。
赤塚駅近くの施設で、月 1 回活動を行っています。
代表の高野さんに挨拶をしてさっそく中へ。
~今日の献立~
・焼き肉~オリジナルソース~
・ふろふき大根 柚子みそ添え
・ほうれん草の胡麻和え
・サツマイモのサラダ
・ゆでたまご
・ごはん(新米!)
・お土産(お米、お茶、お菓子など)
料理上手な方々が集まるチーム!
中に入ると、すでに準備をされているボランティアの皆さん。
「お料理が得意な皆さんが集まっているチームです!副菜は頂いた野菜で献立を考えています」と高野さん。
私もさっそくお手伝い開始!
皮をむいたたくさんのサツマイモを乱切りにしていきます。
蒸し器に入れて、柔らかくなるまで蒸します!
同時進行で、ほうれん草の胡麻和え、大根の準備も進めていました。
「大根は、お米のとぎ汁で一度茹でてから、ゆで汁をすててまた煮ると、
出汁が大根に入るんですよ」
お母さんの知恵!大根は、面取りしないといけないのかなと思いきや、面取りはしていないとのこと!
お手伝いをしながら、皆さんから料理の知恵を教わることができました。
ほうれん草の胡麻和えは、ボランティアに参加していた学生さんが味付けを担当!
学生たちも進んで作業をお手伝いしていて、ボランティアの皆さんも切り方などを優しく丁寧に教えている姿がとても印象的でした。
ソースも手作り!お母さんの知恵を学びながら
いよいよ、調理も終盤に差しかかり、メインの焼き肉づくりへ。
細切りにした玉ねぎは、大きな中華鍋でしんなりするまで炒めます。
火が通ったタイミングでお肉をイン!
3 つの大きな鍋で炒めていきます。
タレはお醬油やお酒、みりんを入れて味を調整したオリジナル!
出来立てを味見させていただきましたが、玉ねぎの甘みも合わさってとてもマイルドなタレで、お肉との相性も抜群でした!
調理がすべて終わって、いよいよ、お弁当パックにつめていきます。
炊きあがったお米を入れて、その上に焼き肉をドドンと!
ほうれん草の胡麻和え、ゆで卵、大根、千切りキャベツにサツマイモのサラダを順番に入れていきます。ここからは時間との勝負!
片付けもしながら、効率よく、協力しながら進めていきます。
受付開始の時間です!
お弁当のほか、むすびえを通じて、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 様からいただいたギフトなども一緒にお渡ししていきます。
「こんなにたくさん!ありがとうございます」と子どもたち。
出来たてのお弁当はもちろん、たくさんお土産があるとよりうれしいですね!子どもたちが喜んでいる様子をみることができ、私自身もうれしくなりました。
家庭的な味わいでオリジナルソースも絶品!
後片付けも終わり・・・さっそくランチタイム♪
フタをあけると焼き肉のいい香り!
フライングで味見をしてしまいましたが、お肉と玉ねぎは冷めても柔らかくて美味しい。焼き肉の下には旨みがしみ込んだごはんがたまりません!
ほうれん草の胡麻和えも箸休めにちょうどいい味付け!サツマイモのサラダは、人参やキュウリもたっぷり入ってボリューム満点!
ふろふき大根は、ひとくち食べるとじゅわーとお出汁が口いっぱいに広がります!柚子みそと一緒に食べると絶品!とっても美味しかったです!ごちそうさまでした。
「旬の食材で手作りのごはんを子どもたちに食べてもらいたい」と高野さん。前日までに、お弁当の準備に加えて、お土産用のお米、お菓子類のラッピングなどもされています。
子どもたちをやさしく見守る姿、高野さんやボランティアの皆さんのあたたかさを感じることができました。
子ども食堂を訪問して1年が経過しました
子ども食堂訪問をはじめて約 1 年。
子ども食堂は、子どもたち、地域の方にとって大切な場所なんだと感じています。
活動方法はさまざまですが、活動されている皆さんで知恵をしぼりながら、色々な工夫をして運営していて、日々、新しい発見をすることができます。
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました!
子ども食堂調査まだまだ続く!
次回も乞うご期待!
Cook ぼーの
開催日:第3または第4土曜(事前予約制)
開催場所:水戸市福祉ボランティア会館(茨城県水戸市赤塚1丁目1)
お問い合わせ先: 029-309-1011(水戸市社会福祉協議会ボランティアセンター内)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?