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【子ども食堂レポその3】       日立市「みんなの居場所みなみ風」

子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
早速ですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきたいと思います。

11月に訪れたのは、NPO法人 ふれあい坂下が運営している「みんなの居場所みなみ風」

毎月1回、第2火曜に日立市南部支所で活動しています。
代表の川﨑さんにご挨拶をして、さっそく調理室へ。

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~今日の献立~
・カレーライス
・かぼちゃとコーンのポタージュ
・ゆで卵
・ほうれん草のおひたし・サラダ
・バナナ

優しい味わい、みんな大好きカレーライス♪

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調理室いっぱいにカレーのいい香りが…。
献立とは別に、福神漬けやお漬物、新鮮な「いなだ※」を焼き魚として提供していました(※ここで豆知識:いなだを漢字にすると…魚に秋と「鰍」。秋に旬を迎えるお魚で、ブリの幼魚だそうです!)。

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17時半過ぎには徐々に子どもたちが集まりだします。
受付ではアルコール消毒、検温、名簿への記入を行い、お食事スペースへ。畳の広々とした場所で今か今かと待ちわびる子どもたち。

子どもたちとスタッフの皆さんの心温まる交流

スタッフの皆さんが人数分を配膳します。
受付時に「大盛りにする?」などご飯の量も確認。子どもたちに「おかわりする?」「お魚も食べてね」とお声がけしているのがとても印象的でした。

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私も子どもたちと一緒に、並んで食事をいただきました。
まずは、かぼちゃとコーンのポタージュを。とろみのあるポタージュは、かぼちゃの甘く濃厚な味わいとコーンの食感が美味しい!メインのカレーライスは、ジャガイモや人参、玉ねぎがゴロゴロ、お肉も柔らかく煮込まれていてお母さんが作ってくれたような優しい味わいでした。鰍もちょっぴり味見を…、身がぎっしりつまっていて、大根おろしとお醬油と一緒に♪とても美味しかったです。サラダ、おひたしも全て完食。ごちそうさまでした。

まだまだ感染対策もあり、みんなでワイワイごはんを食べることはできませんが、こうしてみんなで同じ空間でごはんを食べるのはいいですね。

「ごちそうさまでした」「おいしかったです」
「またきてね」「気をつけてね」
子どもたちにあいさつを交わしていた川﨑さん。

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子ども食堂の設営前には、地域のコミュニティや町内会長にご相談して回覧板で告知をするなど、半年かけて準備を進めたそうです。「みなみ風」は、日立市役所南部支所以外にNPO法人 ふれあい坂下の事務所で月2回活動されています。今年4月から南部支所の耐震補強工事のため、「久慈交流センター」に場所を移し、活動も月3回から月4回に増えるそうです!

子ども食堂調査まだまだ続く!
次回も乞うご期待!

団体名:NPO法人 ふれあい坂下
開催日・場所:
月2回金曜「のびのびみなみ風」・事務所(日立市南高野町3丁目9−8)
月1回火曜「みんなの居場所みなみ風」・日立市役所南部支所多目的室(日立市久慈町7丁目1−1)
※4月から、第1・3金曜=のびのびみなみ風、 第2・4火曜=みんなの居場所みなみ風(久慈交流センター(日立市みなと町3−10)に変更)
URL:http://www.net1.jway.ne.jp/npo.furesaka/
※詳しくはお問い合わせください。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、活動内容が変更となる場合があります。


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