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隙間を埋めるNPOの子育て支援!(NPO法人チャイルドケアサポートセンターのこと…)

北九州市市民活動サポートセンター(サポセン)イノです。
昨日のサポセンでは、
NPO法人 チャイルドケアサポートセンターさんが運営する。
ほっと子育てふれあいセンター
出張!入会&無料相談会
が行われました。

出張!入会&無料相談会

子育てをちょっとだけお手伝いできるよ!っていう方(→提供会員さんって位置付)

お手伝いをおねがいしたい!っていう方(→依頼会員さんって位置付)

どちらにも対応する相談会です。相談者の方は、朝から切れ間なくお越しになられていました。

事前の広報も少しだけですが、お手伝いさせていただいていたので、私達もホッとしました。

せっかく開催するのに、全然人が来なかった…
なんてことになると申し訳ないですからね。

お越しになる方々を見ている感じでは、小さなお子さんを連れてこられている方が多かったように感じました。

お手伝いをお願いしたいことというのは、
例えば、
幼稚園、保育所への送り迎え
習い事の送り迎え
保護者の方が帰りつくまでの短い時間の預かり
病気の時の一時的な預かり
がおもな内容です。

こんなちょっとした子育てに関する支援制度等の、”隙間”のサポートを求める方が多くなっているんでしょうね…

ちょっとした託児のスペースもできてました。
お子様連れでも安心してきていただけますよ!

理事長とのお話しで感じたこと…

鶴田理事長、平田副理事長と終わったあと少しお時間をいただいて、お話しさせていただきました。

依頼会員さんは、やはり増えているていう事です。

現在の傾向として、コロナも一旦落ち着きを見せているなかで、外に出て、働く方々が増えてきているというのもあるのでは…という事でした。

北九州市は、子育て環境日本一!みたいな事を掲げていますが、それでもいろんな隙間はあってチャイルドケアサポートセンターの皆さんが実施する一時預かりのような施設は全然足りていないし、それを求める声は多いという事です。


また、北九州市って微妙に大きな企業もあったりするので、転勤族…みたいな方々もそれなりにいらっしゃって
そういった方々は、近くに頼れる親族がいなかったりするので、特にサポートが必要という事でした。


子育ては女性の仕事って決めつけてるわけではありませんが…まだまだ世の中そんな感じはありますよね。

それでも、女性の社会進出は進んでますよね。
ただ、仕事してると、突発的なことは起きます。
休んでも良い制度があったところで、どうしても休めなかったり、居ないといけない日だってありますよね。
責任ある立場になっていったりするとなおさらだと思います。

民間であっても、幼稚園や保育所だとやっぱり少ない人数で沢山の子どもを見ないといけなくて、その都度個別に対応できないこともたくさんあるようです。
いろいろ制度上の問題もあるのでしょうね。

子ども達の親も最初から、保育所とかに預けたいと思ってるわけではないという事でした。

集団の中に預けて、そこで泣いている我が子を見ると、お母さん達は、すごい罪悪感を感じるとのことです。そりゃそうですよね…

何かいろいろ矛盾したというか、ちぐはぐな世の中になっていて、いろんな制度の隙間って、生まれるべくして生まれてるような気もしました。 

ママトモ魚町のこと…


チャイルドケアサポートセンターの運営する
ママトモ魚町は、スタッフがたくさんいらっしゃるので、泣いてる子がそのままになるような事はなくて、安心して預けられるという声もあるようですよ!

そんなところがたくさん増えると良いのでしょうが…そこもまた簡単ではないみたいでした。

認可外保育所というのは、公的な支援の仕組みがないとのことです。

そうなると、そのしわ寄せは、利用者に行ってしまうんですよね…
何かここも世の中の矛盾があるような気がします…少子化は問題視されているけど、子育てってすごくお金かかる世の中ですよね…

チャイルドケアサポートセンターでは、そうならないために、ボランティア的なスタッフのみなさんに支えてもらう事によって、利用のハードルを下げて預けやすくしているそうです。

そんなこともあってか、市内でも離れたところや、市外からでも預けに来る方々もいらっしゃるとの事です。

やっぱり、そういう制度とか、世の中の矛盾の隙間を埋めていくのは、NPO法人の方々だったりするんだと改めて感じました。

サポセンとして…

ただ、NPO法人にやってもらえるからそれでいいわけではなくて、行政側でもそんな法人の方々を支える仕組みは考えていかないといけませんね…

いきなり担当課に突っ込んで行ったところで…
どうなるわけでもありませんし、ちょっとまたいろいろ話をしながら、サポセンとして出来ることからやっていかないといけませんね…

一つの法人だけというよりも、やはりいくつかの法人さんからのそんな声をとりまとめるような事も必要だし、それを上手く伝えることも必要ですよね…効果的な手法は思いついていませんが…

そうそう!
また、今年中に再度サポセンで開催させてほしいとのお話しもありましたので、今日お越しになれなかった方は、次回ぜひ!

そんなの待てないよ!って方は、サポセンにご連絡いただけたらチャイルドケアサポートセンターをご紹介させていただきますよ!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

イノ

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