動き方を学ぼう
先日、個サル後に仲間内でご飯を食べに行った時、
友達(以下:友人A)が呟いていた。
チームメイトによってやりやすい時と、やりにくい時がある。と
当然だ
まず伝えたのは、それはAさんのせいだけではないと。
見ていて思ったのは、Aさんが開いてフリーになろうとしたり、相手から距離をとろうと準備しているのにも関わらずパスをだす選手が多すぎる。
もちろんAさんの準備の速さの問題もあるが、基本Aさんがそんな状態なのにパスを出す選手が100%悪い。
それでいてボールを取られたらAさんのせいにする。
Aさんも取られたから謝ってしまう。
違う。
バルサの選手は状態が悪い選手にパスは出さない。
僕もそうする。
良い準備をし、良い状態でパスをもらえた選手は、プレーの選択肢が増え、結果、良いプレーに繋がる。
もしパス出せないなら出せる所へ動いてもらうよう指示を出すか、外にボールを運んで良い取られ方をする。が正解だ。
ただこれは即席のチームで対戦する個サルでは難しいだろう。
僕も毎回指示を出しながらプレーしているが、中々難しい。
みんなに共通意識がないからだ。
なので試合前になるべく基本的な動き方だけ伝えるようにしている。
それは、チームとして攻撃の時は広がる(ワイド)
守備の時は縮まる(コンパクト)
それもなるべく一瞬で。パっと動いてほしい
ということ
そうすれば多少サッカー・フットサルにはなる。
それにこれはブラジル人やスペイン人は幼い頃には教わっていることだ。
日本人にこれがわかっている人は少ない(動き方がわかっていてもなぜそうするのかわかっていない)
例えば、攻撃の時はなぜ広がってほしいか
それは鬼ごっこを思い出してほしい。
鬼ごっこをしている時、誰しも鬼の近くには行かない。行こうとしない。
必ず距離をとる。鬼に捕まらないように。
これは小学生でもわかること
なのにサッカーになるとみんな相手(鬼)の近くにいるままか、寄って行ってしまう。
なぜ?
サッカースクールで子供達に鬼ごっこをやらせ、
その後試合をすると、やはり相手にの近くにいるか、動かない選手が多い。
そこで1回試合を止め、『さっきの鬼ごっこを思い出して!相手に寄って行った?離れた?』と聞くと
『離れたー!』とみんな決まって言う。
ならサッカーも同じで相手(鬼)から離れましょう!と
するとみんな相手から離れて、ワイドにプレーし始める
子供達は頭が柔軟だから言われたことをやろうとするし、チャレンジするが、大人は難しい。
特にある程度過去に実績がある選手は言うことも聞かない。聞こうとしない。プライドが邪魔するからだ
そういう選手は相手にもしないが、少しでも理解してくれると思った人達には全力で伝えたいと思っている。
そうすることで少しでもサッカーの知識がある親が増え、その親が子供達にアドバイス出来ればきっともっと現状よりも良くなる!
そう信じて満身創痍で過ごす日々である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?