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季節を感じるお吸い物をおうちで作るコツ


今年は2月に急に暖かくなったり、
3月中旬に真冬なみの寒さだったりと
なんだか変な季節の変わり目。

京都もようやく今日から少しずつ
暖かくなってきました。

(昨日までは雪も降ってたんです!)


暦の上では春なので、
スーパーでも春の旬野菜を
見かけるようになりましたね。

旬の野菜は
日本だからこそ楽しめるもの、

そして旬の野菜がもつ栄養は
その季節に必要な栄養素を
摂れるのでぜひ楽しみましょう。

ということでさっそく先日は
新じゃがをつぶして
真蒸(しんじょう)にし、
お吸い物にしてみました。

作り方は月額オンライン講座で


吸い口(お吸い物に添えるもの)は
木の芽か三つ葉が悩んだんですが

せっかくなので
桜の塩漬けに。



シンプルだけど春らしい、
美しい仕上がりになりますね。


私は出汁をほぼ毎日引くので
美味しい一番出汁が
いつも身近にあります。

で、美味しい出汁があると
それだけで美味しいので、

余計なことをしたくなくなり、
料理がどんどんシンプルになるんですよ。

今までは毎日お味噌汁だったのが
お味噌さえあんまり
入れたくなくなってきて、
お吸い物の日も多いんです。

(ただ、お味噌の発酵効果は
日々の健康のためにも
とても大事だと思っているので
二番出汁を使って作ります!)

この日は鯛のお吸い物


でも家庭料理のお吸い物って
具材をなににするかが
悩みの部分かなと思います。

シンプルに作ると
豆腐・三つ葉あたりですが、

たまにはもう少し食べ応えある
お吸い物にしたいですよね。


そういうときに
旬食材を真蒸っぽくして
お吸い物にすると良いです。

今回は新じゃがですが、
秋だったら
里芋や蓮根をつぶして
揚げるか蒸して作る
真蒸のお吸い物でもいいですよね。


こんな感じで
つぶして揚げた(or蒸した)ものを
お吸い物に使えるという
アイデアをもっておくと、

いつでも楽しいお吸い物が
作れるようになります。

あと基本となるのは
旬食材を使ったお吸い物ですね。

もうすぐ筍も出回るので
それもお吸い物として
いただくのが今から楽しみ。


美味しいお出汁を活用して
日本の旬の食材を
ぜひたくさん味わっていきましょう♪



お出汁研究家
峰村咲子


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