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【これってほんと?】「英語が話せない」日本人

 つい先日、本屋へ行った時のこと。語学関連のエリアに足を運ぶと、改めて、英語学習に関する図書がとても多いことに気づきました。こんなにも参考書が存在するにも関わらず、なぜ日本人はいまだに「英語が話せない」のでしょうか?冷静に考えてみると、そのことが不思議でなりません。

 そこで、私なりに分析した以下3つの要因をお伝えしようと思います。

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◆日本人はなぜ「英語が話せない」のか?

①「英語が話せない」というコンプレックス
②義務教育の英語学習が主に受験目的
③英語を話す必要性を感じられない

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①「英語が話せない」というコンプレックス

 私のアメリカ留学での実体験です。クラスにいる生徒は、日本人の私以外に、韓国、中国、サウジアラビアなどアジア圏の人たちがほとんどでした。ある日の授業でのこと、、

先生「では、これわかる人いますか?」

生徒A「はぁぁぁああい!!!!」
(俺に答えさせろ圧がすんごい・・)

先生「はい!あなた答えて」

生徒A「○○○です!!!!」

先生「違いますね。他にわかる人?」

生徒B「はああああああい!!!!」
(これが何度か繰り返される・・)

 当時の私は、答えはうっすらわかっていたにも関わらず「本当にそれが正解なのか自信がない」のと「間違ったときの周りの反応に恥ずかしい思いをするかもしれない」と色んなことを考えすぎてしまい、手を挙げて発言する勇気がありませんでした。主にサウジアラビア人だったのですが、ゴリゴリに自分の意見あります系の強気キャラだらけだったので(笑)、変に気を遣ってしまい、自分の消極性にかなり反省したことを覚えています。

 要は、彼らにとって、"Hello" や "Hi"が言えれば、それは「英語が話せる」ということなるのです(笑) 日本人の私たちからすると、「え?できるって言っちゃっていいの?!」って感じですよね。大いにアリなんです。というか、言ったもん勝ちです(笑)授業で自分の発言が間違っていようがなんだろうが、「自分の意見を伝える」と言うことを彼らは当たり前のようにやっているだけなんですね。それを考えると、日本人は自分の英語力を低く見積もりすぎている気がしてなりません。ネイティブ並みにペラペラ話せるとか、海外の人と意思疎通に困らないレベルで会話ができるとか、、そのレベルになって初めて「英語が話せる」と言えると勝手に決めつけてしまっていることはありませんか?ただ、自信を持ってほしいのは、日本人は他の非英語圏の人たちと比べると、中学生の頃から割としっかりと文法や読解の学習をしてきている人がほとんどだと思います。それはコミュニケーションをとる上でもとても重要な基礎知識になるので、自分たちの強みと思ってほしいのです。ただ単に、リアルな現場で今までの学習がうまく生かしきれていないだけだと思っています。なので、私たち日本人は、間違いなく英語を話せます。だからこそ、悲観的になってほしくないのです!


②義務教育の英語学習が主に受験目的

 日本の教育システム上、義務教育で学ぶ英語学習の内容は、受験で合格するためのツールになってしまっています。だからこそ、コミュニケーションをとるという目的ではなく、テストに合格するための机上での学習が9割を占めていたと思います。現在、一昔前よりはその傾向も薄れ、小学生から英語教育が開始されるなどの変化は見られますが、未だ根強く残っている受験目的の英語学習は、まだまだ改善の余地があると思っています。
 逆に言えば、その教育システムの改善を数十年待つのか、いち早くそのことに気づき、学校での学習とは別に、コミュニケーションに重点を置いた「英会話」を学び始めておく必要があります。特に著しくグローバル化が進む現代において、英語が話せることがデフォルトであるというのが理想です。これから先、私たちが社会で生きていくにあたり、日本人だけが同じ土俵で戦う相手ではなくなります。世界中にいる優秀な人たちが英語で情報を得て、コミュニケーションをとり、自国以外で仕事をする機会が多いなかで、もはや、日本語しか話せない人材のポジションは、日本語+αの他言語も話せるマルチな人と取って代わられてしまう可能性があります。特にインターネットの普及とともに発達してきたSNSなどを通じて、海外の人たちと簡単につながることができるようになった今、世の中の常識というのはたった10年くらいで簡単に変わってしまいます。
 まずはリアルな英語に触れる機会を増やしたり、英会話を学ぶことでブラッシュアップしてみるのもいいかもしれません。


③英語を話す必要性を感じられない

 よく留学に行ったり、ある程度現地で生活するということを経験して帰国した人は英語が話せるようになって帰ってくることが比較的多いように思います。誤解して欲しくないのは、現地に行きさえすれば英語が話せるようになる、というわけではありません。現地で生活していても他人との交流を極力避け、現地の日本人同士でつるんでいることがほとんどで、英語も上達せずに帰国している人も大勢います。ここでポイントなのは、「英語話者の環境に強制的に身を投じ、あえて英語を話さないと生活が成り立たない環境に身を置く」ということです。ただ、日本にいて普通に生活する上では、英語を話さないといけない環境ではないので、英語学習の優先順位は必然的に下がります。だからこそ、目標と期限を自分に課し、例えば、「3ヶ月後のTOEIC/TOEFLで○点取る」「1ヶ月後の海外旅行のために旅行で絶対使うフレーズくらいは覚える」など、どんな目標でもいいので、目的意識を持って期限を決めると、単にだらだらと勉強するよりも結果に繋がりやすいです。そういう意味では、英語力が飛躍的に向上すると言われている方法の1つとして、海外の友達を作ったり、彼氏や彼女を作るというのは理にかなっているのかなとも思います。

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