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2021.0402-0405 Change the world in amami|人生の主役はいつだってわたし

映画タイトル:Change the world in amami
公開日 :2021.0402-0405
主人公 :わたし

南の島の海の色が好きだ。

初めて沖縄でコバルトブルーの海を見たのは、中学生だった。
飛行機の上から見た海の色は、今まで見たどの海よりも美しく、
とても大切なものに出会えたような感動があった。

中学生の私にとって海での遊びは、海水浴のみ。。。どんなに美しいでも、浮き輪でぷかぷか浮かぶだけ。時折あいさつに来てくれる小さな魚にも怯えるぐらいだった。

2014年、今から7年前、運命の出会いがあり、ダイビングを体験することになる。

初めてのダイビングは、伊豆の富戸。機材を背負って、ビーチから横歩きでエントリーをする。足の立つ入江での練習は、余裕だったのに、外の海になった瞬間に恐怖が襲う。水面ギリギリのところで、海の中に入れない。何度も何度も「無理です」って言いそうになる。レギュレーターさえくわえて、いつものように息をすれば、大丈夫!とにかく信じエイヤーと顔を付けたところで、新しい世界が広がった。

その後、富戸の海で数回の体験ダイビングを経て、2019年ライセンスを取得!!満を持して、初の南の海!奄美大島へやってきた!

初日はあいにくの豪雨。。。嵐と言ってもいいような天気。
ダイビング大好きな仲間は、「海の中は大丈夫だから」と笑顔で海へ吸い込まれてゆく。わたしはライセンス取得チームと共に徐々に海ならし。

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2日目の午後は、ビーチエントリー専門だった私にとって、初のボートエントリー。ボートで、目的地に到着するまでは正直ドキドキしていた。船上で準備を終えて、いよいよ自分の順番が巡って来たとき、初めて富戸の海へ入った時のことを思い出した。あの時は、境界線をエイヤーと飛び越えるのに、すごく時間がかかったけれど、今回はどうだろう。ボートの縁に立って、エイヤーと気合を入れることもなく、気が付いたらブルーの海の中だった。最初の層は、濁っていて視界が良くなかったけれど、透明な層に来ると、見渡す限りクリアな海と、砂と、静寂がそこにあった。

海の底では、先に入った仲間が待っていてくれるのが見える。わたしが、下に到着して、上を見上げると、どんどん仲間が降りてくる。とてもゆっくりと、優雅に、いつか見た景色のよう、とても懐かしい風景。

「また会えたね~!」「みんなで遊ぼう!」

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この素晴らしい世界のきっかけを与えてくれた、佳恵先生の1000本ダイブのお祝い。心も、体も、魂も素直で、美しい佳恵先生。目の前に目指す姿があることは、これからの人生を楽しくしてくれる。

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佳恵先生から「あなたダイビングMGに来なさい。」と言われた一言をきっかけに、気が付いたら奄美の海の中に居た。わたしの知る世界は、わたしが見聞きしたもの、その中でも印象に残ったものしか目の前に現れない。「良いと思ったものしかお勧めしない」と佳恵先生が言っていた。誰かからのアドバイスや助言って、その人の世界に存在してるもの。アドバイスや助言が、別世界への鍵になって、その鍵で、素直に扉を開ければ、瞬間に新しい世界へ行けるんだと思った。

恐怖を感じることや、苦手なことを無理にとは言わないけれど、ほんの少しの勇気で、エイヤーと飛び込んでしまえば、今までと違う世界が待っている。自分を変えることって、難しいと思っていたけれど、実はとても簡単なことなのかもしれない。小さな魚に怯えていたわたしは、もういない。

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※佳恵先生、良旺子さんのお写真使わせていただきました(^^)ありがとうございます。

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