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エッセイ集

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日々書きとめたエッセイをまとめています。
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#エッセイ

Friday´s Essay 『生活は人生だから』

気がつけば季節はもうすっかり夏で、そしてあと半月で8月も終わる。 この暑さがもうすこしでおさまるとは到底思えないけれど、はやく涼しい季節がきてほしいなあと思う。冬生まれだからかもしれないけれど、やっぱりわたしは寒い季節のほうが好きだし、冬のあの切なさをまじえた儚い空気がとてつもなく恋しい。はやく冬のあの空気に会いたい。ごめんね、夏。 * そんな世間が太陽の陽気さに包まれているなか(関東は今日は台風が接近していてすごく変な天気だけれど…)、ここ最近のわたしは相変わらず“生活

心の内の垂れ流し

ここ最近嫌な自分になってることを自覚している。 もともとそういう人間だったって言われてしまえばそれまでだけど。そうじゃないって思いたいけど。 忙しいから、を理由にして優しさを保てなくなってるいまの自分が本当に嫌だ。 忙しくて余裕がないから、を心のどこかで言い訳の手段にしてる自分が本当に嫌だ。 だって本当に優しい人はそんなことで冷たくなったりしないから。冷たい人間になったりしないから。結局そういう人間だったんだわたしは、ってわかってしまうからこそ、余計に自分で自分のことが嫌い

そしてまた、春がきて。

気がつけば3月ももう後半で、時の流れは本当に早いものだなあと実感しております。 外に出ると空気がぽかぽかしている日もちょっとずつ増えてきて、その陽気に身体が感動してるのかなんだか涙も出てきて、ついでに鼻水も出てきて(……?)、より一層春の訪れを感じております。……くしゅんっっ。 …なんてすこしだけネタに走ってしまいました。 でも3月ももう終わるのが本当にあっという間すぎて、わたしはこのままでいいのかな…?って気持ちになってきてしまいます。 …でもいいのかな、いやよくはな

一周回って自分に腹が立ってきちゃった話

お久しぶりのnoteのタイトルが少々過激になってしまいましたが、この思いはどこかにぶちまけないと気が済まないと思ったので、今回はなにも考えず思ったことそのままを書き殴りたいと思います。ちなみにいつもより多少というかかなり荒々しい文章になっていますが、あしからず。そしてお気になさらず。 とはいいつつも、どう書こうかまったく決めてないのですが。正確には、タイトルのとおり自分に腹が立ってきちゃったよってことだけをただただ書いていきたいだけなのですが。 まずなんで急に自分に腹が立

大風邪を2回も引いたので久しぶりにnote書きました(?)

お久しぶりです、rinです。 1年ほどnoteを書かない時期が続いていたのですが、すこし文章を書きたい気持ちになったのでいまこうして文字を打っております。 というのも、ここ数日体調を派手に崩しておりまして、一時は38度のお熱と関節痛、頭痛、吐き気、だるさ、そして飲み物も飲めないくらいの喉の激痛と戦ってました。 ここまで症状をコンプリートされるともうインフルエンザかコロナしかないじゃん…!!!泣 って感じなのですが、病院に行った結果どちらも陰性でした。そして風邪でしょう、

ゆるゆる日記

お久しぶりのnoteです。(この言葉もお久しぶりだ…笑) 前回のめちゃめちゃ気持ちが沈んでたときのnote以来です…笑 あのときはほんとに色々しんどくて、ついバーっと書いてどうにでもなれ精神で投稿してしまいました…。いまもしんどい気持ちにあまり変わりはないけど、あのときに比べたらだいぶ大丈夫かな…たぶん。 で、そこから全然なにも書かずにいたのですが、またnote書きたいな〜とおもったのでいま書いています。…とはいってもちゃんとしたエッセイみたいなものは書けないので、最近の

旅する日本語「寧静な時間のなかで」

東京の夜景は静かだ。 どんなに人々があわただしい状況下にあっても、それはなにひとつ変わらず、毎晩ただ静かに光を灯しつづけている。そんな光景を見ているとじぶんの心も穏やかになっていくのはきっと気のせいではなくて、どこか不安定だった心も次第に落ち着きをとりもどしていく。ただただ夜景を眺めているその時間は自分を静かに保つことができる気がして、わたしにとってなくてはならないひとときだ。 夜になると無数の光が灯ること。夜景を見ながらひとり穏やかな時間を過ごせること。大切なひととおなじ

夜明け前の月とともに

久しぶりに朝はやくに家を出ると空はまだほんのりと薄暗くて、ふと昔のことを思い出した。高校生のときとか夜が明けるタイミングで家を出ることが何回かあったので、なんだかそのときの記憶が蘇ったかんじ。 この空の色をみるのも久しぶりだなあ。 夜明けまであともうすこし。 10分ほど歩いているうちに辺りも明るくなってきて、それに比例するように月がほんのすこしずつ青い空に溶けていって。 そんな夜明けの空に浮かぶ月をみていると、まるで自分だけがそれをひとりじめしているように感じるのはわた

孤独感にさいなまれたときほど、ちょっとした言葉に救われる

久しぶりに書いたnote。未完成のまま下書き保存を押したあとに出てきた『また書きにきてくださいね』のそのひとことに、ここにはわたしの居場所はあるんだな、とほっとしてしまう。 決してわたしだけに向けられた言葉ではない。でも、すべての言葉を出しきるまで静かに待っていてくれる場所が与えられていること、そして戻りたくなったらいつでも戻ってこられる場所があることは、大げさではなく、いまのわたしにとって救いだ。 ♢♦♢ 文章とは到底呼べない、空白のなかにぽつんと浮かぶ2,3行の言葉

感情にも居場所が必要なのかもしれない

昨日の夜久しぶりに全部の感情が押し寄せてきて、涙がずっとずっと止まらなかった。でも誰かに相談できるほどの勇気もなくて、だからnoteをひらいて思うがまま感情任せにそのときの思いを書きなぐった。なにも考えず、自分の感情に主導権を握らせて、一心不乱にたくさん書いていった。時間にしたら20分くらいだろうか、短時間であれだけの文章を手を休めることもなく書いたのは本当に久しぶりだった。 書き終えたあと、このまま投稿ボタンを押してしまいたい、そう思った。投稿したら誰かがハートを押してわ

正解のない夜だってあるから

時計の針につられるように、夜はいつだって時間通りにやってくる。まるで地球が今日もちゃんとまわっていることを示すように、休むこともなく毎晩毎晩。 別に毎日懸命に働いてくれなくてもいいのにな、なんて嘆きたくなる日もあれば、今日もお疲れさま、なんてことばをかけたくなる日もある。じぶんでもどっちが本心なのかはわからない。ただ、こんなじぶんも守らなきゃいけない地球もたいへんだな、と他人事のように同情したくなる夜がたまにある。 最近、いろいろ疲れたなあなんて思いながら夜を過ごすことに

また傘をひらく日がくるまで

 ずっと、雨が苦手だった。雨が降っているだけで気分はどんよりするし、なんとなく、その日一日に希望が持てなくなるから。ずっと晴れが続いたらいいのにな、なんて考えていた日が、すこし前まではたしかに存在していた。    でも、なんでだろう。  ふと、いつも使っている傘が玄関のすみっこにそっと立てかけられているのを目にしたとき。なんだか急に雨が、傘が、恋しく思えた。そして、胸がきゅっとなった。ことばにするとしたらそれは、行き場のない申し訳なさや、さみしさ。そしてほんのすこしの絶望

眠れない夜のつぶやき。

なんだか眠れないなあと思ったので、こうしてnoteをひらいてぽちぽちしています。 なにを書こうか全然決まってないのですが、たまにはこういうのもいいですよね…!思いつくままに書いていきます。 ✽ 最近はというと、ずっと家にいるからか、ひとりの時間がないとあかんタイプのわたしですらそろそろしんどくなってきました。なんかすこしずつ心がやられていく感が半端ないです。うう。 このままではちょっと先ゆきが不安なので、明日は久しぶりに近所の公園にでも行って心身共にリセットしてこようかな

体だけじゃなく心も休ませよう

ここ最近悲しいニュースや過度に不安を煽るような情報がひっきりなしに目に飛びこんできて、noteを書こうにも書けなかった。やっぱりわたしは不安に頭を支配されると特に文章が書けなくなるタイプなんだな、と改めて実感した。…って多少なりともみなさんそうなのかしら…? ちなみにこういうときは、本を読むスピードもガクンと落ちる。なんでかなと思っていたけれど、はあちゅうさんがある本の解説で、「本は消化するのに集中力と体力が必要」と書いていて、なるほどな…と思った。いわば心が疲れているときっ