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#02_フランス語を学ぶ明確な目的が不明な私が2年半も教室に通う理由。


こんにちわ!

本記事は前回の投稿の続きになっておりますのでお時間のある方はこちらもご一読いただけますと幸いです☺️




確か2020年の秋ごろに放送開始した「エミリー、パリへ行く」。
(以降は「エミパリ」と書かせてもらうことにする。)
シーズン1の10話を視聴後も面白くて、繰り返し鑑賞した。

エミパリは英語での作品です。
しかもエミリーはフランス語は話せないので彼女の周りは英語で時間が流れていく。

私は英語ができないけれど映画などは
基本的に俳優、女優の音声で楽しみたいのでオリジナル音声&日本語字幕で鑑賞する。
なので耳から入ってくる英語もフランス語も私の脳が判断するレベルは同じようなもの。

むしろ英会話は出来なくとも、日本で生活の中で耳に入りやすいのは英語の方なので
英語の方が脳は認識しやすかった。

2021年に入り有難いことに仕事と共に生活が動き始めた中、
Duolingoという語学学習アプリでフランス語に触れることを始めた。

正直、初期に出てくる猫や犬などの身近な動物(名詞)すら初めて知る単語ばかりだった。
けれどクイズ感覚で楽しんで続けていた。
(6時~12時に学習すると同日の18時〜0時間の学習時にもらえるポイントが2倍になるという仕組みはシンプルだけどゲーム感覚を高めルーティン化したと思う※15分間限定)

そんな風に日々の生活の中に短い時間だけれどもフランス語に触れていた。

2021年は社会的にまだ人との距離感や社会活動が不自然だった。
一人暮らしの私は人と会って話す機会は少なくなっていた。

そんな時にふと「フランス語教室に行ってみようかな」と思った。

学校での授業以外で語学学習を試みたことないので
語学教室への出向くのも初めてのことだった。

自宅から近すぎず遠すぎないエリアで
楽しく気軽に始められそうな教室が良いと思い、一件のフランス語教室を見つけた。
”楽しくおしゃべりしながらフランス語を学ぼう(楽しもう)”みたいな雰囲気。
合わなかったら他に行けばいいし。と軽い気持ちで問い合わせから連絡をすると直ぐに体験クラスの予約が取れた。

教室に行くと、先生たちは皆んなフランス人。
事務?カウンセラー?の人が一人だけ日本人だった。

体験はクラスというより、先生とマンツーマンで簡単な挨拶のやり取りを1時間くらいした。
その内容は会話なんてモノでもない。
面接でもないけれど、こちら側の知識量はもちろんだが、
他にも雰囲気やキャラを見られているような感じがした。

A3サイズくらいの小さなホワイトボードに先生が
“Bonjour!”
“Enchanté !“
“Je m’appelle 〇〇.”
といくつかの挨拶や短い文を書いてくれて一緒に読み上げたりした。

それから「何か知っている単語はある?」と聞かれ…
私はDuolingoでよく耳にしていた“cheval (馬)”と答えたら先生が驚きながら笑っていた。

1時間はあっという間に終わり、
緊張よりも楽しい!って感覚しかなかった。

体験クラスが終わり、カウンセラーの人の通訳を交えて先生が
発音が上手いと言葉をいただき嬉しかった。

カウンセラーから「どうでしたか?通うかどうかは後日の連絡でいいんで!」の一言!
しつこい営業的なアプローチが無く驚いた。笑

しかし、私の中では「続けたい!」という気持ちしか湧いておらず
その場で「通います!」と返事をした。

振り返ってみると、体験レッスン後に感じた「楽しい!」という感覚は
久しぶりに初対面の人と子供のようなレベルで初めての言葉を駆使して
コミュニケーションを取ること自体が新鮮で、
まるで頭の中で初めての回路が通ったような感覚だったのだろうと思った。
そうゆう「初めてのことを体験した」という楽しみだったとも思う。

当時はマスクの着用が義務なのかと感じる社会だった。
なので対面のでのクラスの募集があるのか気になり質問したところ
「対面クラスも通常通りやっている」ということで
対面クラスで始めることにした。
(マスクの着用は必須だったけれどね。笑)

カウンセラーの人には今まで語学教室に通った事がない事、英語も出来ないけれど問題ないか?などの不安な思いを伝えた。

すると「自分が興味を持つ言語を学べばいいんですよ。語学以外もだけど自分が興味を持つものの成長は自分で思っているよりも早いし苦じゃないです。」と話してくれた。

その通りですよね。

日本にいるとなのか、日本人はなのか分からないけれど
日本語の次に習得すべき言語は「英語」だ。みたいな雰囲気を強く感じる。

この先入観?集団的無意識?は
私のような英語学習へのつまづきから語学学習への挫折、他国の言語への興味関心を摘んでしまう要因の一つなのではないかと感じた。

もちろん英語ができる方が汎用性が高いのも事実ですが。

私の耳の感覚はフランス語の音の感じが好き。(な事に気づいてしまった!)

そして・・・体験クラスの帰り道に思い出したのです。
子供の頃、6年くらいバレエを習っていた私。
ジュニアクラスという少しレベルアップしたクラスにステップアップすると
バレエ団のお姉さんたちと一緒に習うクラスだった。
そのレッスンの日はバレエの前に少しだけ「フランス語」の時間があった事を。
*(さらに思い出した!”パ・ドゥ・シュヴァルーpas de cheval(馬)”はバレエ用語だということを。)

私は中学校の英語学習で英語を耳に入れるよりも先に
フランス語を耳に入れていた記憶を。
もちろん挨拶やバレエ用語だったことけれど、そ
の記憶は私とフランス語をつなぐ細い糸のようにあの頃からずっと繋がっていたように感じた。

ここまで読んで下さりどうもありがとうございます!

パート3へ つづく・・・À biantôt!



最後まで、読んでいただきどうもありがとうございます! 読んでくださった皆様のハートを動かす小さな光になっていると、 大変嬉しいです♡ merci beaucoup♡