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クラウドソーシング開始3ヶ月で月収20万円達成して、その後

もうずうっと長いこと「書くことでメシを食っていきたい」と思い続けてきた。

今、それがなんとなく達成されて、どうにか独立し、なんとか走り出している。


「ライターです」
と名乗ると当然ながら
「どんなジャンルの記事を書いてるの?」
と尋ねられる。

その度に、私はちょっと困っていた。
クラウドソーシングで受ける案件は、特定のジャンルのものではないし、とにかく、食べていくために仕事は選べないと思って、「なんでも書けます」的な姿勢でやっていく方が、仕事が来るようになると思っていたから。

だから、「得意なのはこんな記事だけど、依頼があればなんでも書きます」みたいな事を言うことが多い。

クラウドソーシングをはじめて3ヶ月目で、月収が20万円になった。
単純に嬉しかったし、そして、それだけ手を動かしてもきたと思っている。

ただ、これが「なりたかった自分」なのかと言われたら、「そうです」と即答できない自分がいた。

「書くこと」でどうにか暮らしていけるだけのお金をもらってはいるが、その「書くこと」は、別にワクワクするようなことではなかった。
書いていて楽しいとも思わなかったし、白状すれば、なんとか数をこなさなくてはいけなくて、納得のいかないクオリティのものを納品したこともあった。

こんなのは嫌だなーと、思い始めた。

思えば、はじめの頃はただ、「自分の書いた文章に値段がつくこと」が嬉しくてしょうがなかったんだと思う。
それは、学生の頃から夢見てきたことで、一度は叶い、そして一度はなくしたものだったから。
自分の書いたものを自分の力で売っている、という事実だけで満足だった時期は、そろそろ終わりつつある。

こういう自分の変化は、良いものだと思う。
手当たり次第、目につくものは全てやります、という所から、少しずつ自分の道筋が見えてきた。やりたくないことをやっているような暇は、私にはない。

自分が心から望むようなもの以外のことを、手放していこうと思う。
まだ手駒が少ない状態で、何かを手放すのは不安ではあるけれど。

それでもきっと、何かを手放すことで、新しいチャンスを掴めると信じている。




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