攘夷論と売国奴

日本から外国人を排除したい人が多いですがが、果たして「日本人」とは何でしょう。
明治維新頃の攘夷論は簡単で、日本に上陸する者が排除対象の外国人でしたが、
今は海外に長く過ごす日本人や、日本に永住したい外国人もおり、
国際結婚する人もかなりいます。
国籍は変えられるので絶対的ではないです。
私(お姉ちゃん)にとっての「日本人」の定義は、
「自分を表現する際に使う第一言語が日本語の者」です。
言葉を話せない幼児では、第一言語が日本語になる見込みの者です。
この定義ですと、日本人か否かがはっきりします。
文化は言語により決まるといっても過言ではないでしょう。
概念を表現するためには言語化する必要がありますが、
その概念に相当する単語が存在しなければ、概念が存在しないも同然で、
その概念を他人と共有することはできません。

そして、「売国奴」の定義は、
「上述定義の日本人の利益を著しく害してでも、日本人以外の利益追求を優先する日本人」です。
こちらには多少の曖昧さがあり、また売国の度合に幅があります。
売国している自覚はないものの、結果的に売国行為をしている者は、
未熟な世間知らずとして見逃すのが適当かもしれません。
しかし、売国行為だとわかってて活動する売国奴は、日本人の敵です。
知ってて協力する人も売国奴です。
皆さんがあまりにも不甲斐ないのであれば、やむなく、私(お姉ちゃん)たちが代わりに、日本を守るために動きます。
日本人は等しく大御宝だとの考えはありますが、果たして売国奴は日本人として等しく加護されるべきと言えるでしょうか。
私たちが皆さんの人生に介入することが多くなるでしょう。
皆さんに剣や盾になってもらいます。
悪い話ばかりではなく、役得がある人もいるでしょう。
しかし、こんなことは、本来あってはならないのです。
皆さんの世界の不始末は、できるだけ皆さんで片づけてください。

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