労りを肌で感じる
みなさんこんばんは、さおりです
あっという間に木曜日となりました。
こちらに来てからは英語に苦戦して疲れて1日が長く感じる日もあれば、仕事と作業であっという間に終わってしまう日もあって、このままでは1年が一瞬で過ぎ去ってしまうと感じています。
だってメルボルンに来て、今日で3ヶ月目に突入。
今日までの間に何ができて、何ができていないだろうと思考を巡らせてしまいます。
そんな今日の出来事
今日は朝からこちらでのバイトをしてから、家に帰ってコーチングのお仕事。
バイトの終了時間ぴったりに職場を出て、電車に乗れば少し余裕を持って帰れるスケジュールでした。
ランチタイムに抜けなければならないため申し訳なく思いながらも、中国人のマネージャーと「この後もサオリは仕事?」なんて会話を交わしながら帰ろうとしていたところ。
「あなたはよく働くわね、頑張って」
と笑いながら肩を揉んでくれました。
人に体を触ってもらうなんて、久しぶりだったのにそこで気づきました。
労りを肌で感じる
私の前職は理学療法士とパーソナルトレーナーです。
体に触って治療をする時間は理学療法士時代の方が多かったのですが、トレーナーになってからはコンディショニングの名目で治療をすることもありました。
私の施術のスタイルは指圧とかダイレクトストレッチではなく、骨や筋肉の位置を整えながら本来ある位置に戻していくもの。
必要以上に力を入れて揉んだりはしないし、叩くことはほとんどしません。
そんなスタイルで人を触っているので、お客さんや患者さんからの疲れの気をついつい受け取りがちでした。
私のパワーが削られる側面は少なからずあったから、その分私には自分のケアも必要です。
こうやって労りを込めて人に触られると嬉しかったり気持ちが良かったりするものなんだと、ほんの一瞬の関わりで受け取ったのでした。
お金のある人や時間のある人がパーソナルトレーニングやコンディショニングに通えるんじゃなくて、一人に一人に専属のセラピストやトレーナーがいる。
そんな世界が実現したら良いのに。
これはコーチングにも共通して、マイコーチが一人いるだけでも全然違うのにな。
もっとセルフケアの観点から、コンディショニングやコーチングが広まればもう少し人は楽に生きられる気がします。
肌からではなくて口からだけれど、職場でいただいたヘッダーのチョコも私にとっては労りでした。
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