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信号と夕焼けの赤の共通点

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


赤信号の「止まれ!」は世界標準ですが
どうして緊急停止は「赤」なのか
疑問に思ったことはありませんか。
今回は、赤の秘密についてご紹介します。


例えば、スペインでは
闘牛士が真っ赤な布を持って
突進してくる牛と決死の闘いをします。


なので信号においても、
赤が「進め!」だとしても
おかしくないですよね。


それでも、信号の赤は
「止まれ」なのです。


この理由は意外なところにあります。


晴れた日の青い空が、夕方になると
真っ赤な夕焼けになるのと、
共通の物理的な理由です。


太陽光は、
赤、橙、黄、緑、・・・紫
という可視光線で出来ています。


この可視光線は電磁波の一種で
波長を持っています。


その波長の長さは
赤から紫まで順番に
短くなるのです。


夕方になると
太陽光が長い距離の大気層を
通過することになりますね。


そうすると
短い波長の可視光線は届かず
最も長い赤だけが届くので
夕焼けは赤くなるのです。


信号においても
雨や雪や埃などの粒子に邪魔されず
最も遠くに届く色が
「止まれ」である必要がありますね。


だからこそ、
「止まれ」が「赤」なのです。


身の回りには
よく考えると「不思議なこと」って
たくさんありますよね。


大人になると疑問を持つことを
忘れがちですが、
好奇心を持って考えることにこそ
成長があります。


「なぜだろう?」
という気持ちを常に大切にして
脳を鍛えていきたいですね。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。

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