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気負いをなくし、赤ちゃんと共存する〜マドレ産後セルフケア教室vol.3〜

マドレボニータのオンライン産後セルフケア教室全4回が終了した。初回、2回目のレポートはこちら↓。

1ヶ月の間、毎週月曜日の朝に同じメンバーで顔を合わせていたので、これで終わりと思うと寂しい感じがする。

ストレッチしながらのチェックインで「最終回への意気込み」を聞かれたが、私は4回目になってようやく意気込まなくなって肩の力が抜けてきたと感じる。逆に、今までが前のめり過ぎていた。そしてこの気づきが、この教室を受講して一番よかったことだ。

子どもを連れて何かをすることに慣れていないため、どこへ行くにも参加するにも、途中で泣き出さないように前もってあれこれ入念に準備していた。この教室でも、初回は終わった後ぐったりと午睡してしまうほど気負いがあった。

1回目は、準備していたにも関わらず途中でぐずりだし、最後の方はインストラクターのかおりんの声も聞こえないほどの泣き声に自分の心がどこかへいってしまった。
2回目は、とにかく全てのプログラムに満足に参加するために、教室前に寝ていた子どもを起こし授乳。ミルクまでがっつり足して、うまくコントロールできた自分に満足する。と同時にかおりんの「赤ちゃん中心に過ごしてもらっていいですからね〜」の声かけに、私めっちゃ自分中心じゃんと少しもやもや。総合して、やはり気負い過ぎて少し疲れた。
3回目、だんだん他の参加者さんに目が向く。私よりも、みなさんずっとゆるめにやっている。「今回は途中で子どもが起きてきてストレッチはできなかったけど、筋トレはできた」という風に。

そして迎えた最終回。私は初めて、寝ている子を寝たままにして教室に参加した。起きてくるだろうことを予測し、いつもはストレッチ中の自分の姿勢が見えるようにデスクトップPCで参加していたのをノートPCに変え、起きてきたら画面の角度を変えて授乳できる体勢を整えておく。
案の定、ストレッチの最中に子どもが起きてきたが、メニューと流れは大体わかるので、泣き叫んでいても「このメニューはやりたいからちょっとだけ我慢してもらおう」とか、「よし、このメニューなら抱っこしながら一緒にできるぞ」とか、「対話の時に授乳しながらしよう」とか、自分なりに工夫して無理なく赤ちゃんと共存しながら時間を過ごすことができた。

これは、リモートならではの特徴で、家で他のお母さん達(経産婦さんが多かった!)の赤ちゃんとの過ごし方を参考に4週連続同じ時間帯を共に過ごせたことが、とてもよかった。

ストレッチは、この教室の時間以外では思い出した時にオムツの時の姿勢を気にしたり、腕を回したりする程度で不真面目な生徒だったが、少なくともこの時間は集中して自分の身体を向き合えて良い習慣ができた。

対話の時間は短くて、少し話し足りなく表層をなぞるような感じではあったが、対話のテーマにあった「5年後の自分?」という問いなど、目の前のことに必死で考えたこともなかったので、「この子が5歳の時、私はどうなっていたいかな?」と時折ふと考えるようになった。4回の教室が終わった今も、自分と対話するきっかけができたように感じる。

「ママ友とか、別にいなくてもいいかな」と擦れたスタンスの私ではあったが、今目の前でちょっと気になること(私の場合、寝かしつけ)を気軽に聞ける環境があることもよかった。「○○ちゃんのママ」ではなく、同じ母仲間。同士という形で出会えたことで親近感が湧く。教室が終わった今も、グループチャットは残って交流はゆるく続いている。

マドレボニータのオンライン産後セルフケア教室、受講料補助モニターまだ募集中みたいです。
https://www.madrebonita.com/selfcareclass-online

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