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ことばの爆発期

「おちゃちゃ、のむ?」
お茶ちゃ、飲む?と私がよく聞くからか、最近の子どもの口癖はこれだ。「飲む?⤴︎」と、語尾を上げずに「飲む↓」と言えば良いのだが、この言葉を言うとお茶がもらえることを学んだためか、連発している。

今日は、自分の顔をつまむ動作をして、私にはい、と差し出していた。アンパンマンが、お腹を空かせた仲間に自らの顔の一部をあげるように。ありがとう、と受け取り、ぱくぱくぱく、と食べる動作をする。そして、私も自分の顔をつまみ、はいどうぞ、と出してあげると、子どもも同じようにぱくぱくぱく、と食べはじめる。
お互いに、顔の一部をあげあいっこ。

「どうぞ」とエンドレスで渡してくれていたのが、あげる・もらうのやりとりができるようになって、さらにそこに食べる動作が加わり、自分の一部を人に与えるという配慮?も加わっている。なんという変化だろう。

今日、保育園の先生が、1歳半〜2歳までの間に、「ことばの爆発期(うろ覚え)」があると教えてくれた。爆発的に、ことばの習得をする時期。この爆発、ということばにえらく納得して、笑みがこぼれた。爆発、爆発。どうぞ存分に爆発しておくれ。それについていくように、私は絵本を読むし、おままごとを一緒にするよ。今この瞬間が、愛おしくて、とても楽しい。(1歳9ヶ月)

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