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朝のラジオ体操習慣

習慣になったラジオ体操

3月に入って始めた毎朝6:25からのラジオ体操(NHKテレビ体操)が気付けばすっかり習慣になっている。

毎朝10分間、テレビの前で体操をする。
体を動かすのが気持ちいい。
画面の中には同じ動きをして見本となる方達がいるのだが(調べたらアシスタントというらしい)その人たちの動きはとてもしなやかで美しい。
自分も同じようにやっているつもりなのに全然しなやかではない。
可動域が圧倒的に狭くて、腕を大きく回す動作でも関節がミシミシなっている。
初めてやった翌日は筋肉痛だった。

ひとりだけどひとりじゃないから続けられる

体操習慣のきっかけとなり、継続できているのはオンラインコミュニティのおかげだ。
今年から本格的に参加している自分軸手帳部では、手帳を開くことを習慣化する目的で、メンバーがzoomで繋がれる場所がある。
繋がると言っても音声と画面はなし、手帳が主目的だけどチャットでのやり取りがもり上がって手帳には一言も書かずに終わる事もある、ゆるいつながりだ。(そのゆるさが心地よい)

そのオンラインコミュニティに同じ時間に体操をしている仲間がいる。
体操の時間になると誰からともなくチャット上でやり取りが始まる。
「体操の時間ですよー」「いってきまーす」
私もその言葉に続いてテレビをつけて立ち上がる。

そしてテレビのナレーションに合わせて体操を始める。
同じように体操をしている仲間がいると考えると、テレビの中のアシスタントの人達と私が向き合って体操をしている我が家のリビングの空間が広がって、芝生の広場で大勢で体操をしているような、なんか海外の映画の日曜の朝のシーンにいる気分になる。
みんなカラフルな色のスエットを着てね。

でも現実は横にいるわけじゃないからスッピンで髪もボサボサ声もガサガサ。
それでもOKというか、そんな事知るよしもないというゆるさがまた良い。

体操から感じる時代の変化

NHKテレビ体操のアシスタントのあり方にも時代の変化、社会の価値観の変化を感じる。
4年ほど前、娘の育休中にもテレビ体操をしていた時期があるけど、当時のアシスタントは全員女性でレオタードだった。
しかし令和のいまは半分男性で服装もTシャツに短パン。ユニセックス。

毎日体操をしているとアシスタントの推しメンもできてきた。
私じゃなくて横で見てる夫に(笑)
しかも推しは男性。動きが元気でいいらしい。

体操が終わると母業スイッチ、オン!

10分の体操が終わると母業スイッチが入る。
朝食の準備をはじめて寝ている子ども達に声をかけて保育園の準備をして…ここから朝の出発までは息つく間もなく時間が過ぎていく。
母の朝はいそがしい。

タスクはいっぱいあるし2人の子ども達は常にどちらかが私を必要としている。
私も私で自分の時間が欲しい。考えたりつぶやいたりする時間。
タスクもやりたい事もとめどない。でも時間は有限。
だから切り替えるスイッチがあるとメリハリがつけられる。

私は今日も体操でスイッチを切り替える。

まずはできる事から。仲間といっしょに。

理想のモーニングルーティーンでは、朝からヨガとかやりたい。
窓から日が差す明るい部屋で、ヨガマットの上に座って整える自分。
けどいまの現実はちょっと程遠い。
窓に掛けてあるカーテンは端っこがレールから外れて落ちているし、床にはおもちゃが散らばっていてマットを敷くまでのハードルが高い。

すぐに理想の自分はちょっと程遠いから、まずはテレビ体操から。
その場に立つだけで、なんなら座ったままでもできるし、テレビだから無料だしね、やらない日があってもいいもんね、とハードルをすごく低く置いてみたら思った以上に続いている。

続けていると初日の筋肉痛はもうなくなっているし、テレビ体操が区切りになって朝の自分時間と母業時間と切り替えがしやすくなった。
なにより、たのしい。
だからもう少し続けたい。
仲間がいるうちは続けられる気がしている。


ラジオ体操と言えば、青森屋

以前働いていた青森屋では、宿泊者が参加できる津軽弁ラジオ体操がある。
定番のラジオ体操の伴奏が津軽三味線、ナレーションが津軽弁というもの。
ラジオ体操なので動きはわかっているけど、ナレーションが訛っているからこの動きで合っているの?とちょっとソワソワしてしまう(笑)
青森ならではの異文化体験。
是非お試しあれ。


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