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友人家族と一緒に遊んだ連休。その夜、「楽しかったねー、一緒に遊んでもらってよかったね。コリスも○○ちゃんたちみたいに優しくなるんだよ」
夫がコリスに言った。
その場は何気ない会話で流れていった。

連休を力の限り遊んだ私は、ドッと疲れが出て帰宅後ベッドで横になるといつの間にか寝ていた。リビングに現れない私を心配したコリスが寝室にやってきて目を覚ます。「ママ大丈夫?」頭が痛いと伝えると、アイス枕や保冷剤、氷水をコップに注いできてくれた。コリスを看病するときの私がやっているように、体温計を脇にはさみ、ハンカチで巻いた保冷剤をおでこの上にせてくれた。
「ありがとう、優しいね。」お礼を伝えて抱きしめた。

夜寝るときにもう一度コリスにお礼を伝えた。
「今日はありがとう。帰ってから頭痛かったけどコリスのおかげで元気になったよ。コリスは優しいねぇ。」

するとコリスは言った。
「わたしやさしい?でもパパが○○ちゃんたちみたいにやさしくなりなさいって言ったよ。わたしやさしくないんでしょ。」

「コリスはもう十分優しいよ。お姉ちゃんたちと沢山遊んでもらうけど、小さい子のお世話もしているし、周りの子に自分から声かけて一緒に遊んでいるし。ママやパパやお友達にも優しいよ」と伝えた。

言葉のかけ方によって
こちらが意図しないものが伝わってしまう。
言葉の力は大きい。
だからこそ言葉を大切にしたい。

コリスはコリスでいいんだよ
って伝えていきたい。

あなたはあなたでいいんだよ
わたしはわたしでいいんだよ
って伝えていきたい。




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