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腰痛対策にキングポーズが有効なわけ。

腰痛の主な原因は日頃の姿勢にあり、これを改善するには背筋を伸ばす習慣が最も手軽で効果的だと実感しています。
今日は、これまでに紹介した「キングポーズ」の筋トレヨガが、腰痛を改善する確かな理由を述べてみます。

腰痛の原因として、日頃の姿勢が大きく影響していることは確かです。特に現代社会では、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、不自然な姿勢を長時間続けることが多いため、腰に負担がかかりやすい状況にあります。

背筋を伸ばす習慣を身につけることは、確かに腰痛の予防や改善に効果的です。背筋を伸ばすことで、脊柱を適切な位置に保つことができ、腰への負担を減らすことができます。また、背筋を鍛えることにより、支持力が向上し、腰痛のリスクを低減することが可能です。

さらに、日常生活での小さな改善も重要です。例えば、坐るときは椅子の背もたれを利用して腰をしっかり支える、重いものを持つときは膝を曲げて力を入れる、適度な休憩を取りながら仕事をするなど、生活習慣の見直しも効果的です。

もっとも申し上げておきたいのは、リクライニングシートなどの楽な姿勢は逆に腰を痛める原因となることです。腰を支える筋肉をゆるめてばかりいるとおなかが前に出たり肥満の要因にもなります。適度に上半身や脚力を鍛えることで腰への負担は軽減されます。

自然治癒力を高めるためには、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレスの管理なども重要です。健康的なライフスタイルは、腰痛だけでなく、体全体の健康維持にも寄与します。

このように、姿勢の改善と生活習慣の見直しを組み合わせることで、腰痛の予防や改善につながります。もし腰痛が続く場合は、医療機関を訪れることをお勧めします。


背筋を鍛える方法の一つとして、腕を上げたまま肩甲骨を寄せ、肩甲骨を広げる動作を繰り返すことは、姿勢改善とともに、背筋力を鍛える手軽な方法だと思います。

この方法はとても効果的です。腕を上げた状態で肩甲骨を寄せたり広げたりする運動は、特に背中の上部の筋肉を鍛えるのに役立ちます。この動作によって、背中の筋肉が活性化され、姿勢を支えるための筋力が向上します。

この種のエクササイズは、以下のように行います。

  1. 姿勢を正す:まっすぐに立ち、足を肩幅に開きます。
    (坐ったままでも行えますが、背筋を伸ばしましょう)

  2. 腕を上げる:両腕を肩の高さまで横に広げます。
    こぶしをしっかり握って耳の横にそろえます。

  3. 肩甲骨を動かす:肩甲骨をゆっくりと寄せて、背中の中心に向かって押し合わせるようにします。このとき胸が前に突き出るのを感じるはずです。

  4. リリース:次に、肩甲骨をゆっくりと広げて、元の位置に戻します。
    このとき、こぶしをグッと前に押し出すようにすると気持ちいいです。

このエクササイズを日常的に行うことで、背中の筋肉が強化され、姿勢が改善されるため、腰への負担も軽減されます。また、この動作はどこでも簡単に行えるため、オフィスや家でのちょっとした休憩時間にも取り入れやすいです。

継続的に行うことで、背筋が強化され、姿勢が自然と正されるようになります。姿勢が良くなると、腰痛の予防や緩和にもつながるため、非常に有益なエクササイズと言えるでしょう。


最近は私自身、腰の痛みを感じることが少なくなってきました。ラジオ体操や剣康法もさることながら、このキングポーズが手軽で気持ち良いのですっかり習慣となりました。ちょっとした合間にできるので、癖になっています。コツはこぶしを強く握ることですね。

昨日も比較的にハードな作業を行いましたが、すこしも腰が痛くありません。胸の筋肉がついてくると同時に背筋が強化されていて、腰への負担が軽くなるという道理に気づいたわけです。

このエクササイズを長時間行う必要はありません。なんども申し上げて恐縮ですが、ふとした合間、気づいたときに数回おこなうだけで十分です。

なにより気分がよくなる王者のポーズです。自分の王様は自分自身ですからね。やる気も出ますし、つかれません。これが腰痛改善につながるとは思っていませんでした。キングポーズ、ぜひ勧めてください。腰痛に悩んでいる人は意外と多いですから。


ご覧いただき有難うございます。
念水庵


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