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【52球目】全日本ロードレースを盛り上げる為に・・・

全日本ライダーTwitterにあげていました。
その中のコメントのやりとりの中で、あるファンの人が、

私たちに訴えてもダメなのよ。
だってあなたの魅力を知っているから。
知らない人にどうやって訴求するかを考えないと。

そんなやりとりがありました。

熱いファンは知っています。
その魅力を、楽しさを。

そして、アンチと言われるような人、例えばバイクは危ないからとかいう人も、実は何かの拍子にファン化してくれる可能性もあります。

そう、興味がない人にどうやって興味を持ってもらうか

知らない人にどうやって全日本ロードレースに来てもらうか
サーキットのほとんどが山の奥ですしね。

今日は全日本ロードレースを盛り上げる為に、どうすればいいのか。

それを書いていきたいと思います。

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ライトなファンを増やす

好きの反対はなんでしょう?
嫌い? いや違います。
アンチは、何かの拍子にファン化します。
好きの反対は無関心ですね。

昔、Jリーグの関係者に聞いた話です。

Jリーグの低迷期に、各チームが必死になって観客動員を増やす為の施策を考え、そして行動に移していました。

夏休みにあるチームが、子どもたちを集める為に当時宇宙にいた日本人宇宙飛行士との交信をするイベントをサッカーの試合前に開催しました。

JAXA、自治体、様々な交渉が必要だったそうですが、何とかして実現したそうです。もちろん、サッカーに興味がない人たちが集まる。
でも、ついでにサッカーの試合を見てもらう

それでいいんです。

たまたま見たサッカーの試合で、あの人がカッコいいとか、あの人が元気だとか、少しでも興味を持ってもらう人を増やす。

そして、それを繰り返す
ライトなファン
をとにかく増やす。

今までサッカーの試合を見たことがない人に、1度見てもらう為にはどうすればいいかを考える。

リピーターになってもらうとかは、また別の次元で考える。

まずは、一度スタジアムに足を運んでもらう
それだけを考えて行動していた。

そんな話を聞きました。
そして、それを続けた成果が、今のJリーグの観客動員に繋がっています。

コアなファン

上記の様なことを実際に行っていくと、コアなファンが離れるのではないか。そんな議論もよくあることです。

全日本ロードレースにも、コアなファンはいます。
ライトなファンが増えたとしたら、コアなファンは離れるでしょうか?

離れる人は、0ではないかもしれません。

でも、ロードレースのことを考えて、ライダーのことを考えてくれているコアなファンは決して離れないでしょう。

冒頭に書いた、某全日本ライダーのTwitterでのやりとりでも感じ取れました。

ライダーとコアなファンの距離がとても近い。
それは、全日本ロードレースの魅力の1つですね。

そんなファンは離れません。

具体的に

全日本ロードレースの開催時に、全日本ロードレースよりも人の集まるイベントをやります。コロナが収まってからにはなりますが。

ここは、Jリーグよりもハードルが上がります。

オートポリス岡山国際SUGO茂木鈴鹿はまだましですが、どのサーキットも軽く行ける場所にはありません。

ただし、これもまた考え方1つです。

ディズニーランドの話をすると、私は関西在住で良かったという話をします。なぜか(⇩こちらの記事も参照)

ディズニーランドまで約3時間ほどかかります。この3時間のワクワクドキドキは、都内近郊の人には味わえないから。

それと一緒です。目的地が魅力的であればあるほど、そこまでの道中は楽しみが増してきます。

遠い。山道。関係ありません。

目的地の魅力をとてつもなくあげる。関係者には怒られるかもしれませんが、ついでにバイクレースを見てもらう。
バイクに興味がない人が、生のレースを見た時にどうなるか。

2年目の鈴鹿8耐

ピットウオークでは、ヴィッセル神戸のマスコット・モーヴィヴィッセルガール2人が一緒に盛り上げてくれました。

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ヴィッセル神戸の営業も含めて、4名と一緒にピット前から8耐のスタートを一緒に観戦。

あのエンジン音排気音スピードに圧倒されていましたし、また来てみたいと言ってくれました。
それくらい、ロードレースには魅力があると私は思っています。

どんなイベントをやっていくのか。

それを必死に考えることができて、実際に行動に移すことが出来れば、一歩踏み出すことになるのではないでしょうか。

まずは、サーキットに来てもらう。

これが始めの目的です。その手段は何でもいい

最後に

先日、鈴鹿サンデーロードレースがありました。

YouTubeで予選、決勝と最初から最後まで見ていました。

昨年まで我がチームで走ってくれていた岡村さんBMW8耐トライアルに挑戦していました。

彼のレースを外から見るのも初めてでしたし、難なく8耐出場権を獲得したTeam長野、おめでとうございました。

秋の8耐。開催してほしいなぁ。

本日もありがとうございました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!