【269球目】お久しぶりです
4月6日の新人研修でこの研修の中での唯一の外部講師の時間がありました。
時間にして3時間。
コロナ前には、各拠点においての生産推進グループ社員の研修を一手にお願いをしていた人です。コロナ禍に入って、なかなか集合研修が難しいので形を変えていますが、今回の新入社員研修のプログラムを計画する際に、ぜひともということでお願いをしました。3時間の中の1時間は来客対応があったので、その時間は抜けましたが、それ以外は私も新入社員と一緒に聞かせてもらいました。すごく腹落ちすることが多いのでいつも元気になります。
今日はその研修についてのお話です。
実は・・・
コロナ前から、ある経営者の会で同じだった人です。
色んな話をしながら、三陽工業のこと、私のことをとても理解してくれています。悩んだ時に何回か相談をしたこともあります。そんな中で、コロナ禍において何回も相談に行こうと考えたことがありました。話をしているととても楽になるので。ただ、2つの道があった場合は、しんどい方を選ぶと決めている私は、コロナ禍において相談には行きませんでした。自分で何とかする!自分で考えて、自分で決めていく!そんな想いでしたので、よりしんどかったんですね。
今日、少しそんなお話もさせて頂きました。いつも、私の話を聞いて頂けるありがたい存在です。これからも、色々とお願いをしようと改めて感じました。
危機
今日の研修の中でのお話です。
この2年間のコロナ禍においての私の気持ちにも嵌ったので、紹介しておきます。危機という漢字。文字通り、危ない・機会で成り立っています。ピンチはチャンスとよく言いますが、漢字にしてもそうなっていますね。コロナ禍の1年目は三陽工業も打撃を受けています。その中で、色々と変化をしました。そして、その変化はシンカになっています。
ピンチはチャンス。
何かが起きた時には、ピンチだと感じることがあります。その時には、その向こう側にあるチャンスをいかにして自分自身で思考することができるか、そしてそれを行動へと移していくことができるか。
思考と行動が成果へと繋がる。
社内でよくそんな言い方をしています。危機はピンチとチャンスです。
もう1つ。
元気は気が元に戻ると書きます。
元気がない時、気が戻らない時です。気の戻し方を自分でコントロールできるようになれば、いつも元気です。カラ元気の時もありますが、いつも元気でいるようにしたいですよね。
動画
以前から研修の中で視聴する動画があります。
ある幼稚園での話です。飛んだことのない高さの大きな跳び箱を何回飛んでも飛べない男の子。その子は泣きながら飛ぼうとしますが、飛べません。先生の一言でクラスのみんながその子を囲んで円陣を組みます。
そして、
できる!できる!できる!
と大声で言うのです。その後、その男の子は再度跳び箱へ向かっていき、スッとその高さを飛び越えていきます。やる気とその気のお話です。飛んだ後のその子の話では、飛べる気がした。と答えています。そう、その気になっていたんですね。毎回、見ている動画ですが、今までで一番感動しました。涙が出てきましたね。これは初めてです。研修の部屋の一番後ろに座っていましたので、誰にも気づかれていませんが、涙が止まりませんでした。今までもそんな時はありましたが、今回は何でしょう。気持ちが昂っていたのでしょうね。とにかく、良い時間を過ごすことが出来ました。
新人研修も佳境です。みんなの成長を願っています。
本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!