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【378球目】良い時に動く

1つの案件やプロジェクトが軌道に乗っていて、状況が良い時、そんな時だからこそ次の動きを活発にしていくべきだと考えています。今日はそんなお話です。

26才くらいの時

自分の原体験はここです。

その時、私は山梨県の甲府にいました。そして、前職の甲府営業所を建て直すべく新規営業に没頭していました。今から約20年ほど前のお話です。外部環境は今と異なり、人は集まります。人が集まるので、新規口座が取りにくい。どんな会社でも求人を出せば人が集まった訳ですから、新規口座は本当に取りにくかった。ただ、その時も思っていたのですが、既存の派遣会社に満足しているお客様がとても少ないのです。人が集まる時代ですが、入れ替わりが激しいことや対応に不満がある、そんな話は良く聞きました。そんな状況の中、ある1つのお客様を獲得することに成功しました。

そして、採用活動が始まります。

ドンドン採用が進んでいきます。ちょっとした会場を借りて、5名ずつ面接を行っていく、そんな状況でした。その面接を手伝いながら、ふと考えました。これだけの人が1つの企業に入っていくならば、受け皿がいるのでは
絶対にこの企業が合わない人が出てくるはず。なんでそう想ったのかはよく覚えていません。ただ、そう想った翌日から、また新規営業の推進を始めていきました。結果、その最初の企業を中心に複数の企業とお取引が可能になり、1つのエリアにおいて、とても安定的な稼働が可能になりました。状況が良いと気持ちに余裕が生まれます。でも、状況が良いと人は慢心しがちです。これで十分、もう大丈夫。そう考えていまうのが人間です。

その思考は正しくない

何かが良い時こそ、動き時です。色んなことを同時に進めていく、大変ですが、それが未来の安定に繋がります。

売上12億の時

15年位前まで三陽工業の売上は年間で12億程度でした。

私はその12億の三陽工業に入社した訳ですが、その時の私からすると売上70億の企業は、とてもとても大きな企業に見えました。今、どう感じているか。大きな企業と感じているか。決してそんなことはありません。

まだまだです

山ほどやるべきことはあります。力不足の部分もあります。決して慢心できる規模でも状況でもありません。だからこそのシンカです。常に、その思考が必要になってきます。

野球でも

野球でもそうですよね。

盗塁やエンドランなどの積極的な動きは、良い時にこそ上手くいきやすい。追い詰められた時の積極的な動きは上手くいかないことが多いイメージです。もちろん、現状打破の為に動いて上手くいくケースもありますが、なかなかこの辺は難しい所ではあります。大学生の時の最後の試合で、動かずに後悔が残ったというお話をこのnoteでしたことがあります。今でも鮮明にその時の動画と想いが頭の中に出てきます。

やらない後悔よりやった後悔

やった後悔は、その先に生かすことができる。ただ、立ち止まることの大切さも理解をしています。この数年で引き出しは確実に増えました。

成功の反対は?

成功の反対は失敗ではなく、何もしないことだ。

腹落ちしている言葉の1つです。成功⇔失敗ではなく、成功⇔何もしないこと、なんですね。では、成功と失敗の関係性はどうなんでしょうね。

私はこう考えています。
自分の行動→→失敗→失敗→失敗→失敗→失敗→失敗→失敗→成功

そして、ここまで来た瞬間にこれが、
自分の行動→→経験→経験→経験→経験→経験→経験→経験→成功に転換されるのです。

失敗と成功は同じ世界線にあり、失敗の向こうに成功がある。そういうことだと考えています。そして、三陽スタンダードにある、
三陽工業には失敗と言う言葉はありません、全て経験と捉えます。無限の可能性を信じ挑戦していきましょう。
に繋がっていきます。みんなが多くの経験を積んでいってくれることを期待しています。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!