【206球目】2022年の抱負
昨日から稼働し始めた拠点もあれば今日から稼働の拠点もあります。
多くの拠点で2022年がスタートしました。
今日は、2022年を迎えるにあたってどんな年にしていきたいか、そんなことを書いていきます。
三陽工業:3.0
昨年の私の漢字は「三」です。
三陽工業:3.0の「三」。
リーマンショックまでの三陽工業:1.0、リーマンショック後から2020年までの三陽工業:2.0そして、昨年から始まった三陽工業:3.0。
こんなイメージで会社全体を見ています。
三陽工業:1.0は三陽工業にとって基礎を作る時期でした。
研磨・梱包・物流・HRと様々な事業が川崎重工明石工場様向けに始まり成長していった時期です。
それがリーマンショックで終焉を迎えました。
三陽工業:1.0は第1期から第30期までの約30年間のことを指しています。
三陽工業:2.0はリーマンショックでボロボロになった三陽工業が再び立ち上がり前へ進んでいく時期です。
100m走を全力疾走するべく全力でダッシュしているイメージですね。
多くの拠点や事業や子会社がこの時期に生まれました。
第31期から第41期の約10年間のことを指しています。
試行錯誤から成長軌道に入り、それがいつの間にか膨張している状態だったのかもしれません。その上で40周年を迎えた直後にコロナ禍へ突入。
前年対比で約2割の落ち込みで済んだのはそれまでの努力の賜物です。
そして、42期である昨年。
1年を振り返った時に、今年の漢字として頭に浮かんできたのが、三陽工業:3.0。
三陽工業:2.0を共に歩んできた仲間が会社を去りました。
大きなインパクトと共に、三陽工業が生まれ変わろうとしています。
三陽工業:3.0においては特定の誰かが活躍するだけでは会社は成長していきません。1人1人の成長が全員の成長が必要になります。
2022年を迎えるにあたって改めて三陽工業:3.0であることを再認識しています。そして、その中で自分が何をしていく必要があるのか。
改めて深く考えさせてもらいました。
その考えた結果が今年の抱負になります。
フライング
今年の抱負はフライングです。
陸上や水泳のように、フライングを何回かやれば失格というルールはビジネスではありません。
流れの先を読むことや、このままの状態が続けばどうなっていくか、を考えながら行動を起こす。
先読みをすることや、先読みだけではなく行動を起こすことを改めて今年の抱負にします。
もちろん今までもそのつもりでやっていました。
しかしながら、力不足です。
力不足だからこそ、昨年のような結果が起きてしまった。
時計を戻すことはできませんが、もっと自分でフライングして行動することが出来たのではないだろうか?
自問自答しています。
このままいけば危うくなる。
フライングをする為には現状把握や事前準備が必要です。
仮説で動きますから、行動の為の熱量もいります。
時には、多くの人が「えっ!」と思うような時もあるでしょう。
それでも、正しい行動の為には動かないといけない時がある。
それを昨年は身に染みて感じました。
三陽工業が日本の製造現場を元気にする会社になる為に、今年は数多くのフライングを重ねていこうと考えています。
コロナ禍のようなコントロールできない外部環境もありますし、半導体不足で不安定な状況もまだまだ続きます。
そういった中で、スピード感を持って熟考を重ね、仮説を立てて行動を起こしていく。
1つ1つはちょっとしたことです。
それを積み重ねていく。
普段、自分で言っていることをさらに実行していこうと考えています。
今年は
コロナ禍がどうなっていくか、様々な予測がされていますが、まだまだその幅は大きい所です。
そんな状況の中で、2022年の年末はどんな想いで今を振り返っているのでしょうか。
毎年、その年の年末に振り返りをやりますが、2021年は良い事と悪い事の幅がとても大きな1年でした。
そして、今年もきっと様々なことが起きるでしょう。
少しでも前へ。
「もう一歩前へ!」を今年の抱負にしたかったのですが、他の使われ方が多い言葉でしたので、フライングとしています。
気持ちは「もう一歩前へ!」です。
そんな想いで今年もやっていきます。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!