見出し画像

コロナ禍でNサロンが私にもたらしたもの。

「こんなことになると思ってなかった・・・」

noteと日本経済新聞社が共同で運営するコミュニティ「Nサロン」
5月から7月の3ヶ月間、Nサロン第3期に参加した感想だ。

もちろん、いい意味で。

これまで、リアルで集まっていたサロンの完全オンライン版。誰とも一度も合わずに、コミュニティで仲間はできるのか?

始まる前に掲げていた、やりたいことはこちら。

① 「書く力」はついたのか?

岸田奈美さんの「キナリ杯」に応募して、めちゃくちゃ楽しんだ。キナリ杯後夜祭で、他の人の文章も、山ほど読んだ。一般の人のnoteをこんなに大量に読んだことがなかった。
泣いたり、爆笑したり、びっくりするくらい、心を揺さぶられた。
このツイートで後夜祭賞までもらって、小躍りした。

3ヶ月間で、書く力がついたとは言えない。

でも、まず人に「わかるように」書くことの大切さ。
日々の生活の中でおもしろいことを見つけるアンテナ。
「たとえ話」のコツ。
そして何より、自分の文章を好きになること。

「書く」ことへの心構えが、自分の中で根を張ったと思えた。

② 時代を語れるようになったのか?

・・・う〜〜ん。まだまだ・・そうは言えない。

でも、日経新聞は前より読むようになった。ミヤザキユウさんの「日経新聞読み合わせワーク」で、「読むと結構おもしろい」と感じることができたから。今までなんとなく苦手意識で、日経新聞アプリアイコンをタップする指が伸びなかったけど、読むハードルが下がって気軽にタップできるようになった。

業界のニュースに朝イチ 気づいて、チームに共有できるようになったのは、わずかながら進歩と言えよう。

③ 波長の合う仲間はできたのか?

Nサロン、聞くと80人位いたらしい。すごい大所帯。
そんな中で、この人素敵だなぁ。好きだなぁ。心地いいなぁ。と思える人に出会い、卒業後もSNSではつながっていられることは、とてもとても、嬉しい。

大阪から東京に出てきて、友達をつくりたくて、様々なコミュニティに参加してきた。でも、なかなかしっくりくる居場所は見つからなかった。波長が合う人に、出会えることは、そうそうない。

はじめは、オンラインでコミュニケーションを取ることの難しさを感じていたけれど、いつの間にか、しっくりきていたように思う。

ーーーーーーー

ここまででも、あーよかった。なのだけど。


Nサロン効果は、ここに留まらなかった。

グラフィックレコーダーになれた。

コロナ禍で、グラフィックレコーディングをかじり始めたのが、5月。

ちょうどNサロンが始まって、グラレコしたくなる講座が目白押し。
毎日グラレコな勢いで、描いて描いて描きまくった。
なんでもすぐ忘れるから、自分の備忘のために描き始めたけれど、見ていいねと言ってくれる人がいて、嬉しかった。

会社員の本業以外にも何かしたいなと思って、今年の目標の一つは「副業」だった。これまでも、自分ができることを探りまくっていたけれど、今までやった中で、一番人に喜んでもらえることだなと思った。

そこで掛け合わさったのがゼミの一つだった武井涼子さんの「スタンフォード式人生デザイン講座」だった。

「自分の知りたいことを、どんどん訊こう。道を尋ねるように。」

その言葉に励まされて、聞いていたら、日経のイベントでグラレコさせてもらえることになり、グラフィックレコーダーを名乗ることになった。

他でもご依頼いただき、描くようになった。
会社に、副業申請しよう。今年の目標一つ達成だ〜!


最後は、全然ポジディブじゃないけど、これ。

自分を病ませない思考法を得た。

これも、「スタンフォード式人生デザイン講座」効果。

人生が行き詰まるのは、自分が思い込みを持っているから。その都度、デザイン思考で人生プランを描き直せば、前に進める。

講座後、本も読んで、人生のプランA・B・Cを描いてたことで、メンタルやられそうなときに、やられずにすんだ。「人生のプランAが万一うまくいかなくても、私は幸せに生きられる」と思えた。このデザイン思考がなかったら、プランAへの執着を手放すことはできなかったと思う。そしてきっとメンタルやられてた・・・あー危なかった。


そんなこんなで、波及効果も含め、Nサロンは私の人生に多大なポジティブな影響を与えてくれた。コロナ禍で、ほとんど家から出ていないのに、世界が広がった感があるってすごい。
心から、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?