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音楽サブスクが普及してヒット曲の寿命って明らかに伸びたなと感じる。

音楽を本格的にサブスクで聴くようになって時折ある全く聴かない期間を引いて5年くらいになるんですけど、サブスクが普及してヒット曲の寿命って明らかに伸びたなとなっている。

私は世代的にインターネットの影響ってずっと「流行り廃りが早い」の文脈で語られてた印象なんですけど、サブスクは完全に逆転させたなと感じる。そして、流行りって本来商業的なものだよなということを思い出させてくれる。

Apple Music、「トップ100:日本」だと高嶺の花子さんとか夜に駆けるとかドライフラワーとかPretenderとかマジで永遠にいるし、「邦楽ヒッツ・トゥディ」ってプレイリストでもアニソンとかじゃない疎い人の曲だと「最近よく聴くな」と思ったら丸々1年前に出た曲とか平気であるんですよね。

みんなが聴いてるのは別に新曲じゃないというのはCD時代から実態はそうだったろうけど、物理的にカウントができなかったりでカラオケくらいしか可視化するものがなかったけど、サブスクでそれが視えるようになってさらに布教効果も絶大なので、昔よりずっとヒット曲の寿命が長くなった気がする。

ヒット曲の寿命の長さを最近特に感じるようになったのは、物理的に(?)J-POPで先に挙げたような大ヒットがほぼ2019年以降だからだと思う(息が長いなと最近感じるようになった)。backnumberだけが完全に時代を超越している。単純にヒット曲の寿命が5年になった説もあるけど今後どうなるだろうか。

面白いのはサブスクが普及したからといってBUMPとか東京事変が永遠に上にいるわけではないんだよね。サザンとかの世代ならまぁわかるけど、サブスク世代の若い頃の曲みたいなのはほとんどなくて、サブスクの重鎮はやっぱりサブスク移行の曲なんだよね。backnumber以外は。(backnumberはなんなんだ?

と思ったけど、単純にサブスクが始まった2015年くらいに大学生(新しい技術にすぐ順応する世代と仮定)くらいの世代にとっての中高生の頃のヒット曲だとBUMPとかではなくbacknumberになるのかな。なんかRADとか金爆とか他にもいる気がするけど。その世代じゃないからいまいちわからないや。

何が言いたかったかというと、私はJ-POPに関してはアニソンに採用されないと、配信された瞬間に自力でトップ100にいくような曲じゃない限り昔のオリコンみたく新曲のランキングみたいなのを定点観測する機会がものすごく減っていて、新曲の発掘をほぼ全てアニソンに委ねてよいのだろうかと地味に最近なってきている。

たぶんサブスクにもそういうプレイリストはあるんだろうけど、なんか説明文が中途半端にアルゴリズムを隠されるので分かりづらいんですよね。「⚪︎ヶ月以内に配信が開始された曲から上位50曲」くらい明確に書いてほしいなぁ。

Twitterでふと思ったことをせっかくなのでnoteで文章として残しておこうという試みです。

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