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アメリカンドッグの80%は富山で作られていることについて

画像はWikiからとってきました。お腹空いた。

先日、富山県(弊社は富山県に何社かお客様がいるのです)で仕事してるとき、一緒にいた地元の人が
「日本のアメリカンドッグの8割は富山県で作られているんですよ」
と言いだし、そんな馬鹿なと思いまして調べました。

フルタフーズさん(以前テレビにも取り上げられたそうです。)

こちらの富山県の会社さんが、アメリカンドッグの製造を手掛けてまして、そのシェアはなんと80%。
マジだった…。

テレビで取り上げられた記事を引用してみます。

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コンビニ定番商品のアメリカンドッグ。富山市のフルタフーズは全国にアメリカンドッグを広めた企業である。1970年に冷凍アメリカンドッグを売り始め、現在シェア8割、年間2億本を製造する。人気の秘密はその作り方。2億本全て120人の職人が1本ずつ手揚げしている。手揚げすることで生地がふわっと仕上がるのが人気の秘密だ。コンビニの増加により全国へと広がった。
(2016年4月4日 放送TBS「Nスタ」)

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2億本・・・。日本人全員が2本くらい食べられる数を手作りで作っているだと・・・。

ビジネスの世界でシェアは当然重視される話ではありますが、80%はすごい。ほぼ寡占市場であり、圧倒的な力をもっていることになります。

ここまで市場を制圧していれば、ミクロ経済的には価格決定権すら持っているわけで、フルタフーズ次第でアメリカンドックの値段を二倍にするぜ、って言ってしまえば理論上は可能。(もちろん現実的には、他の食べ物もある中でそんな簡単ではないですが)

地方企業はニッチな領域で勝負しないと、ってよく言いますがお手本のような会社ですね・・・。

アメリカンドックってどういう事業構造になっているんだろう。


★こんな会社経営してます。
(株)トライエッジ(http://www.triedge.co.jp)
<事業内容>
①顧客管理システム(Zoho)の導入、運用代行
②マーケティング(営業・販売・集客)戦略立案
③販売データ、顧客データ解析
④メルマガ、SNS、LINE@運用代行

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