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無職だった時の話

もう、7年前か。

ヘッダーの写真は、トロントにいた頃、2016年に撮ったもの。 
マイナス15度とか、20°とか、そのくらいの寒さ❄️

朝起きたら、窓が凍りついてて、もう、笑ってしまった。 


この時実は、無職だった。


せっかくフルタイムで働いていた会社を
勢いで辞めてしまった後だった。

お給料が安すぎた上に、毎週のように人が辞めていく
あまり良くないカルチャーの会社だったから、

1ヶ月は生きられそうな貯金と
めきめきと広げていた人脈を過信して、
すぐに次が見つかるだろうと思って
辞めてスッキリしたつもりだった。


ところがね、そうは問屋が卸さない笑

何社も面接にはこぎつけるものの、全然採用されない😅

たまたま家の近くのカフェが人を募集していたから、とりあえず週2でバイトを始め、

(そのカフェで出会った仲間とは、
今でもくだらないことをチャットし合う仲🤣)

無料の交流イベントに参加しては、自分のできることをアピールしまくった。

似たようなことをやってる人に、何百人も出会った。


3カ国語話せて、MBAを習得中の30才のスタバの店員とか、全然珍しくなくて。

みんな常に、新しいスキルを身につけて
チャンスをものにするために、必死に勉強してた。


あまりにも採用されないから、
私はオンラインのフリーランスプラットフォームで
翻訳の仕事を始めた。

その後、正式に翻訳エージェントにも採用され、
通訳の仕事も舞い込んできた。

さらに、イベントの仕事もできたし、
とにかくコーディネーションが得意だったから

チャンスのありそうなところのドアをノックしまくって(文字通り)
なんとか食い扶持を繋ぐことができた。 


おかげで、人脈はさらに広がったし
気がついたら、給料の安かったフルタイム会社員時代の月収を超える月もあった💰

けど、疲れた笑

稼げたって言ったって、所詮ぜんぜん貧乏で、

美容院なんか満足に行けなくて
オシャレな服は古着じゃないと買えない。

来月、仕事が来る保証も、家賃が払える保証もない😇

それでも、世界は美しかった。

3月頃、湖畔は樹氷だらけに…笑


窓は凍ってるし、
大好きな湖に行ってみたら樹氷だらけになってて
腰が抜けるかと思ったけど。


自然が見せつける美しさは、
いろんな意味で容赦がなかった。

涙なんて、溢れてきた瞬間に凍てつくんだけど、
何かを美しいと感じる瞬間は、とめどもない。

そっか、しょうがない。
人生は前にしか進まないんだった。


そんな、希望がないわけではないんだけど
なんとなく諦めにも似た気持ちになって

私はなんとか次の冬まで頑張った。

振り返れば、楽しかったし
辛かったことも、今は笑い話。

結局その年の大晦日、
さすがにもー無理だわ、疲れたわ🫠

と、ガス欠になって、日本に帰ってきたけれど

この一年の経験がなかったら、
今の私はあり得ないと心の底から思う。


それから、6年。

当時からは考えられないような
東京での生活を送っている私。

ボッテガヴェネタのデニムを買ったなんて
あの頃の私が聞いたら、
どんな気持ちになるんだろうか😅


人生はまだ続く。
実はまだ、当時の理想にも全然追いついていない。
それは、経済的な話だけではなくてね。


これからの人生をどうやって作っていくか。

当時の私に、教えてあげたいと思うことを
体系立てたプログラムにして
これから共有していきたいと思う。

Life is infinite.

今日も明日も、
あなたの毎日が
美しい気づきに
満ち溢れていますように✨


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