ホリエモン「東京改造計画」。ウィズコロナ時代のキーワードは「3S」
ホリエモンの最新著作「東京改造計画」を読了。
今年5月19日に終章が締めくくられており、まさにウィズコロナ時代に向けた37の東京改造計画が示されている。
ウィズコロナ時代のキーワードは「3S」(スピード、スマート、スモール)。できるところはすべてオンライン化に、という考えのもと徹底的な無駄排除、合理化の提言が続きまくる。
アリだと思った提言
No.6「現金使用禁止令」
文字通りキャッシュレス化の話。“対応できない人を見捨てるのかと批判されるが、年長者だからといって変わらないといいと考えるのは優しさではない”という言葉は、これから自分が年長者に向かっていく中でガツンときた。
もちろん、対応できない人って年長者だけじゃないよねっていうのはあるけど。
No.20「大麻解禁」
無茶苦茶だけど、「悪いものは悪い」と議論をしないことは思考停止というのはごもっとも。
会社行ってればいい、という今までの働き方もある意味思考停止。
No.27「今こそネット選挙を導入せよ」
こういう時にネット選挙ができなければ永遠にできない、うん、そう思う。
No.10「江戸城再建」・No.15 「オリンピックはリモート競技に」
こんな時だからこそ、江戸城再建なんて夢があっていいし、アフターコロナのオリンピックの形として、二度と延期なんてしなくていいオリンピックの形が東京から作れたら最高じゃないか。
「行動経済学」に示されるように、人はなんでもかんでもスマートで合理的な選択をする生き物ではない。無駄で、非合理的なことでも、だからこそ安らぎや喜びを覚えたりするものだ。
そんな人間が生み出す平等の基準なんてあやふやで、脆いものだ。
ウィズコロナ、アフターコロナ時代が始まった今、思考停止せず変わるべきところは変わっていかないと。
ちなみにホリエモンは知事になったらこの計画、どこまで実現できるだろう?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?