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70.最近の飲食店を通じて考えさせられたこと

最近、注文方法がQRコードの飲食店が一気に増えましたよね。

とても便利になったのは素敵なことなのですが、店員さんとお客様の接触回数が物理的に減って、なんだか寂しい気持ちになっています。

これでは、いよいよ店員さんが人である必要が無くなってくるな〜と。

店員さんとの会話も楽しみながら食事することこそが、外食の醍醐味だと思っています。
接客が良いと、食事の時間がより思い出深くなりませんか?
料理の質よりも接客の質で、食事の時間の満足度が高くなる気がします。
(料理が美味しくても、接客が微妙だったら、なんだか残念な気持ちになりますよね…。)

大手チェーン店に行った際に、店員さんが人である必要があるのか?と考えさせられます。
店員さんの表情が「無」だから。機械化しちゃっていますよね。
マニュアル化されているからこそ、再現性があって、企業観点では店舗・事業拡大しやすいことは確かです。

この間、サイゼリヤに行って、メニュー表を見たら、

全国・海外のサイゼリヤ店舗数
1540店舗
(国内:1055 海外:485)

でした。
規模がすごい。
海外にまで、こんなに進出しているなんて存じ上げませんでした…。
(サイゼリヤ従事者の方、ごめんなさい。)

従業員観点で考えても、「最小限/最低限のコミュニケーションを好む」今の世の中的に、お客様との接点が少なくなるのは嬉しいかもしれませんね。

ただ、長期にわたるハーバード大学の研究により、「幸福な人生の重大要素」は「人間関係」ということが明らかになったそうです。

人は交流し合い、助け合うために他者を必要とするし、他者とつながり、他者に支えを与えることで幸せを感じる。与え、与えられるプロセスが、有意義な人生の基礎になる。自分の人間関係全体をどう感じているかは、他者から何を受け取り、他者に何を与えているかに直結している。

上記サイトより

デジタル化で経費削減や効率化をすることも、経済を支えるために大事なことではありますが、「何のために企業は活動しているのか」を改めて考えてみるのも良いかもしれませんね。

このハーバード大学の研究結果、とても考えさせられました。
自分が何のために働くのか、何のために生きているのか、まで。

皆様も是非、一瞬でも良いので考えてみてください。
何か気づきがあるかもしれません。

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