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心に響く創造物を通して多くの人に感動を与える。ピアニスト兼Webライター友理さんの働き方。

4歳でピアノと出会い、ピアノ一筋だった友理さん。
世界的パンデミックで今までの働き方、人生と向き合うことに。
元々書くことが好きだった友理さんが出会ったWebライターというお仕事。

Webライターとピアニスト、二足のわらじを履く友理さんに好きな仕事を諦めない想いを伺いました。


ピアニスト友理さんがWebライターになったきっかけ

ーーピアノ一筋だった友理さんがなぜWebライターになろうと思ったんですか?

Webライターになったきっかけはコロナの影響です。

それまでは、10年間ピアノを教える仕事と演奏とアルバイトの掛け持ちをしていました。
でもコロナで音楽の仕事が全部できなくなってしまって......
そのときに「私は音楽がなくなったら本当に何もないんだ。無能なんだな」と思ってしまって。それから自分の働き方について深く考えるようになりました。

ーーコロナの影響で働き方や仕事について向き合った人は多いですよね。

当時、起業スクールのコーチの方が「書くことが好きならWebライターっていうお仕事がありますよ」と教えてくださって、Webライターのお仕事を始めたんです。

ーーライターの仕事を教えてもらったときに「この仕事だ」という確信はあったんですか?

そのときは「何かできるようにならなきゃ」という思いが強かったのですが、
とりあえず書いてみたら「やっぱり書くっていうことが好きなんだな」と再認識できました。ライターという職種を教えていただけていなかったら、今の自分はなかったですね。

ライターの魅力とは

ーーライターを始められて3年目とのことですが、ライターの魅力はどのようなところだと感じますか。

私が書いた文章で、直接お会いすることがない大勢のお役に立てるというところが魅力かなって思います。
対面での仕事だったら目の前にいる方にしかサービスができませんし......

でも文章を通して問題解決や悩みの解消につながったら、 間接的に会えない方のお役にも立つことができる、それが大きな魅力だと思います。

ライターを始めてからは独学だったので、さまざまなサイトの記事を読んで勉強しないといけなくて。
そのときに「自分の悩みが解消できたように自分もこうやって提供していくんだな」っていうことをすごく感じました。

ライターとしての葛藤

ーー今までライターとして大変だったことはありますか。

未経験だったのでライティングの知識やスキルを身につけることに一番苦戦しましたね。

私は、書いた記事をGoogleの検索で上位に上げるSEOライティングというものを中心にやっていました。
キーワードを入れ込んだり、読者の方が欲しい情報を盛り込んだりすることが重要なので、勉強が必要で。

クライアント様から修正を受けたときに修正内容のメモを残しておいて、
そこから知識をつけたこともあったかな。
正直、私はライターを続けるべきではないのかも......と思ったこともあります。

ですが、今は自力のスタイルに固執せず、尊敬する人や先駆者の方から学ぶ姿勢も大事だと思っています。

ーー「自分はライターを続けるべきではないのかも」と感じたんですか!そのときの心境を聞かせていただけますでしょうか。

Webライターの仕事を始める前までは他にチャレンジすることがなかったので、「自分は無能」と思わずに済んでたんですよ。
でも音楽から離れてWebライターを始めたときに、本当に何もできないんだなって思ってしまいました。

ーーそこまで思いつめたんですね。

その自信のなさから、クライアント様と面談してもうまく話せなかったり、
顔がこわばってしまったりしたこともあって。

クライアント様から記事の内容についてご指摘を頂いたときに、
自分は続けるべきじゃないのかもしれないと挫折しかけたこともありました。

でも諦めることはせず、挑戦を続けています。

温かいクライアント様との出会いもありますし、人間関係の構築もすごく大事だなと感じています。

ーー友理さんはご自身のどのような部分がライターに向いていると思いますか。

好きなことをとことん突き詰める探究心が強いと思ってます。
好きなことからは意地でも離れないという継続力もありますね。

ただ本当に興味のないことには全く関心を寄せられなくて、
本当に分かりやすいねってよく周りから言われます(笑)。

ーーピアニスト、ピアノ講師と日々お忙しいと思いますが、ライターとの両立で心がけていることはありますか。

正直、現時点では両立ができているとは思っていません。

元々器用ではないので、2つの違うお仕事を並行していくことに関して、
今でももっといいやり方がないかなって考えています。

ピアノ伴奏の仕事では月に30曲以上の伴奏をするときもあるんですが、
本番だけではなく練習時間も必要なので、その時間も確保する必要があるので。
でもライティングの案件もどんどん納期が迫ってくるので、そのときは徹夜してるんです(笑)

ーー徹夜をして時間確保するなんて、仕事への責任感をすごく感じます!

私の立ち回りが悪いのが原因なので、タスクの無駄を断捨離してうまく両立していきたいなって思ってます。

ーー旅行も好きとのことですが、今後はどんな旅行先で執筆活動をしてみたいですか。

車の運転が好きなので、車で全国いろんなところに行きながらの執筆も楽しそうだなと思っています。

ホテルとか旅館に滞在している時間が好きなので、ホテル関連の記事を書けたら素敵だなと思いますし、ワーケーションでお仕事を楽しめたらすごくいいですね。

友理さんの目指す未来


ーー今後はどういうジャンルの記事に挑戦していきたいですか。

今はクラシック音楽関連の記事を発信するメディアのお仕事を2社やらせてもらっているので、引き続き協力していきたいです。

あとは旅行関連、宿泊関連は仕事でも関わりたいですし、インタビューライティングにも魅力を感じています。

ーーポートフォリオの自己紹介文で「心に響く創造物を通して多くの方の役に立つ」という言葉がすごく響いたのですが、音楽とライティングの共通点を感じたエピソードがあれば教えてください。

音楽とライターの共通点は「人に感動を与える」ところでしょうか。

Webライティングだと感動までいかないかもしれませんが、その人の気づきとか悩みの解消とかプラスの影響を与えられるところが演奏とすごく似ているなって。

あとは「人の役に立てる」という嬉しさがあるのが共通点でしょうか。

自分が生み出したもので役に立てたという喜びは、ライターや演奏でしか味わえない感情なのかなと思ってます 。

ーー今後の友理さんの目標を教えてください。

音楽の仕事との両立は絶対条件ですね!
どちらも諦めることなく、継続していけるライターでありたいです。

私は、ちゃんと確立したスキルや収入の柱を持っていたいという意識がすごくあって。今はそれをモチベーションにして、仕事を頑張っています。

Webライターになったことで新しい自分を見つけられた友理さん。

好きなことに対してとことん突き詰める探求心や、諦めない継続力をもつ姿がとてもかっこいいなと思いました。

仕事のジャンルは違えども「心に響く創造物」を通してこれからも多くの人に
感動を与えることでしょう。

古川友理さんのnoteはこちら↓


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