佐野洋子とっておき作品集

かってなクマからー「朝だぞう。おきろよ。」

森のおくに、クマさんは住んでいました。とても朝が目が覚めまし、森の中はシーンとして「あーあー朝だぞう」何かしようかな。クマは家の周りをドタドタ歩きクマは立ち止まり、「そうだ」隣のリスさんの家を覗き「朝だぞう、おきろよ」リスはビックリして「どうしたのクマさん事件なの」「別に、朝だからおきなさい」リスは目覚まし時計を見て怒り。「ふ、ふ、ふ寝て居るのを起こすのは面白いな」。クマはネズミの家に行きネズミは奥さんと手を繋いで寝てました「朝だぞう、おきなさい」ネズミの旦那は外の色を見て「冗談じゃない、本当の朝では無い！」と奥さんを抱いて寝てしまいました。「ふ、ふ、ふネズミをおこしてやったぞ」。クマはドタドタとタヌキの家に行き「おきろよ、朝だぞう」クマは怒鳴りましたがタヌキはビックリもせずぐーぐー寝てました。「タヌキて、可愛いなタヌキ寝入りをしている。でも起こしたからな。ふ、ふ、ふ」。クマはドタドタ歩きながらウサギの家を覗いたらベッドが１４個並んで「朝だよ、おきろよ」クマが怒鳴ったら２８本の耳が一斉に立ちクマは大急ぎで立ち去り「１４匹も起きて居たら、うるさくてかなわない、僕、起きろと言っただけだもの」。

クマはドタドタ歩きながらニワトリの家に行き、ニワトリの家を覗いてみると、屋根の上で「コケコッコー」と鳴きクマはビックリして「僕君の事を起こそうとしたのだ」とニワトリの怒鳴りニワトリは「余計なお世話」。ともう一回「コケコッコー」と鳴きました。クマは下を歩きながら「ふ、ふ、ふと余計なお世話だって」そして森の奥に行き小鳥たちが木から木へとチュンチュンと鳴きながら「おはよう、おはよう」とクマに呼びかけて居ました。「ちきしょう、もう、おきている、くやしいな。まあいいや」クマはもっと奥のほうに行きクマは上を向いて「朝だよ、起きろ」とフクロウに怒鳴りました。フクロウが低い声で「僕、ずっと起きてたもん。朝に成ったら寝るんだもん。お休み」「へんなやつ。まあいいか。フクロウだもん」

クマはもっと奥を歩き「あー、あー、あー、今日は寝不足だ」とクマは横に成りぐーぐー寝てお日様が高く上がって居ます。

ここからクマさん解ります。NHKラジオ深夜便を３時から５時頃まで聴いて、熊さんとは違い周りを起こす訳に行かないので朝の散歩に出かけて、挨拶したことの無い人に挨拶して良いのか？解りませんが。挨拶をしてしまいます。後であの方にはしない方がよかったか迷うことは有りますが。ただ黙々と歩いてたのでは楽しくないのでワン子ちゃんなら無難なのでワン子ちゃんに挨拶して仲良く成りました。熊ちゃん挨拶も難しいよね。