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40代、ドリルを売るなら穴を売れから学ぶマーケティング

あなたの会社で
ドリルを
売っていたとしたら。

あなたなら
・誰に
・どう伝えて
販売するでしょうか。

誰には、もちろん
ドリルを買いたい人。

つまり、「穴を開けたい人」でしょう。

では、どう伝えて...

例えば

「このドリルは軽くて、素材は●●を
 使っています」

「このドリルを使えば
 2秒で穴があけられます」

あなたは、
どちらを買いたいでしょうか。

きっと、
後者を選ぶ方が多いでしょう。

実は、
これが商品を爆発的に売る企業
の共通点です。

商品をヒットさせている企業は

機能的な価値ではなく
お客さまが
求める価値を伝えています。

例えば、弊社のお客さまでもある
湘南美容クリニックも

あるメニュー名で
「お客さまが求める価値」を打ち出し
大きく飛躍されました。

そのメニュー名が
腫れないバレない二重術

このメニュー名が採用されていた当時
整形に対して反対意見が根強く
「したくても周りが怖くてできない」
という人が多くいました。

つまり
「腫れたくない」
「バレたくない」
という価値を
求められていました。

このメニューは
糸で瞼を吊り上げる術式ですが

もし

「医療用の糸で
あなたの瞼を吊り上げ
 二重を作ります」

という機能的な部分を
打ち出していたとしたら
大きく飛躍することはなかったでしょう。

とはいえ

穴をあけたいお客さまにも
いろいろな方がいます。

・子供が安心して穴をあけられるものがいい
・厚さ5mmの鉄板に穴をあけたい
・さまざまな現場に持ち運んで、穴をあけたい
・穴をあけた箇所が、ギザギザしない

ですので、お役さまのニーズにあわせ
商品を紹介することで
商品は売れていきます。

このマーケティング手法を応用すれば

行政書士、歯科医、アパレル
病院、士業、コンサルタント、といった
さまざまな業種においても

今までとは別次元の
売上・利益を
出すことができるでしょう。

1.5倍や2倍の価格で
販売することも
不可能ではありません。


「ドリルを売るなら穴を売れ」という言葉は、
顧客が製品そのものではなく、
その製品が提供する価値や
解決策に関心があることを示しています。

このマーケティングのアプローチは、
顧客のニーズと期待に
焦点を当てることを意味します。

この考え方を活用するための
マーケティング戦略とは

  1. 顧客のニーズを理解する: まずは、顧客が何を求めているのかを理解しましょう。製品やサービスが解決できる問題や価値を提供できるニーズに焦点を当てます。

  2. ベネフィットを強調する: 製品の機能や特徴ではなく、その利点や価値を強調してアピールしましょう。たとえば、ドリルの場合は、穴を開ける速さや正確さ、使いやすさなどを強調することができます。

  3. カスタマージャーニーを考慮する: 顧客が製品やサービスを選ぶプロセス全体を理解し、それに応じてマーケティング戦略を組み立てます。顧客がどのように情報を収集し、どのように購入決定を行うかを考慮しましょう。

  4. ストーリーテリング: 顧客に語りかけるストーリーを作成し、製品やサービスが提供する価値や解決策を具体的に示すことが重要です。感情的な要素や共感を誘うストーリーは、顧客の心をつかむことができます。

  5. 顧客の声を取り入れる: 既存の顧客の声や体験を活用して、新しい顧客に対して製品やサービスの価値を伝えましょう。これには、口コミ、レビュー、ケーススタディなどが含まれます。

  6. パーソナライズされたマーケティング: 顧客の興味、ニーズ、行動に基づいてマーケティング戦略をカスタマイズしましょう。これにより、顧客に対してより関連性の高いメッセージを伝えることができます。

これらの戦略を組み合わせることで、「ドリルを売るなら穴を売れ」のマーケティングアプローチを実践し、顧客に対して製品やサービスが提供する価値を効果的に伝えることができます。その結果、顧客とのつながりが強化され、製品やサービスの売上にもプラスの影響があるでしょう。

  1. 顧客サポートとアフターサービス: 製品やサービスの価値を維持し、顧客の信頼を獲得するために、良質な顧客サポートとアフターサービスが不可欠です。顧客の問題を迅速かつ効果的に解決することで、顧客満足度を高めることができます。

  2. 継続的な改善とイノベーション: 市場と顧客のニーズは常に変化しています。企業は製品やサービスを継続的に改善し、革新的なソリューションを提供することで、顧客の期待に応えることができます。

  3. データ分析と最適化: マーケティング活動の効果を測定し、データを分析することで、最適な戦略を見つけ出し、改善を続けることができます。データは、マーケティングのパフォーマンスを向上させる上で非常に重要な要素です。

  4. 競合他社との差別化: 顧客に対して、自社製品やサービスが競合他社とどのように違うのか、そのユニークな価値や利点を明確に伝えることが重要です。これにより、顧客が自社製品を選ぶ理由を明確に理解することができます。

これらの戦略を取り入れることで、「ドリルを売るなら穴を売れ」のマーケティングの考え方を活用し、顧客が求める価値を提供することに成功し、ビジネスの成長に繋げることができるでしょう。

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