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送別のメッセージカードからみる人との関係性

私は会社員。
この度人事異動となり、新しい部署に行くことになった。

ご丁寧に異動前の部署からプレゼントとメッセージの寄せ書き色紙を頂いた。
単純に、嬉しく感じた。

元職場の人たちは個性豊かな人たちで、メッセージを読むだけでその人たちの顔が浮かんできて、ほっこりする。

異動後の職場で読んでいたのだが、異動してまだ馴染んでない職場でその色紙があるだけでちょっと安心した。

ところで、こういうメッセージには、自分がその人たちとの関わり方がどうだったのかが如実に出ている。

今回頂いたメッセージ、私の外見に言及されているものがチラホラ。
メッセージ書いてくださってる方は褒め言葉のつもりで書いている(…はず。送別のメッセージにわざわざ貶す意味で書いていたとしたら恐怖しかないが)。

そのメッセージを見ると、
「中身を知ってもらうほどの関係性を築けなかったんだなぁ」
と心の隅で思ったりもする。

いやいや、素直に受け取れよと言われればそれまでなのだけど。

いつだったかどこかで読んだコラムがそう思わせる要因なのかもしれない。

ある方が職場の年下の方から見た目について美人だと褒められた。
浮かれていたが、見た目のことだけで中身について何も言われないと言うことは、見た目の褒め言葉「しか」言うことが見当たらなかったのだろう、という趣旨のものだったと記憶している。

確かに自分が誰かのことを思うとき、本当にお世話になったり、良くしていただいた方にはそのエピソードから来るその方の人となりを思い浮かべることが多い。

そういう観点から言うと、私は元職場で何を皆んなに与えて、どんな関係性を築けていたのだろうかとふと後悔を感じた。

いつも人に関係性を委ねがちだな、と振り返って思う。
後悔しないようにしたいのであれば、自分からどんな関係性をその人と築きたいのか意図を設定しなければならない。

新しい職場ではそれをやってみよう。

どう関わるのか。
何を残したいのか。
何を与えたいのか。

意図を設定しよう。



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