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「映画感想」〜そして、バトンは渡された〜

昨日、せっかくのお休みだから記事でも書けばいいのに、お米買って来ただけで全てを「やり遂げた感」になって満足しちゃった私(苦笑)
もうそうなると何も浮かんでこない(泣)
私は満腹だと小説は書けないし、酔っていても書けない。幸せ呆けでも、もちろんダメ(笑)
身体や心の何処かに「飢餓」を抱えていないと何かを綴れない面倒くさいヤツだ(出来ればデリケートだと思って欲しい。あくまでも要望だが)

で、溜まっている本を読もうかと思ったが、ビール飲んじゃったのでAmazonプライムを視聴する事にした。

前評判は良かったが、こういうバタ臭い映画は、どうもな~と今まで遠慮していた「そして、バトンは渡された」を暇に任せて観る事にした。




いや〜、良かったっす(語彙力!)
正直言って舐めてて、ごめんなさいm(__)mって感じ。久しぶりに「もう一度観たい映画」に出逢ったと思った。
ネタバレになっちゃうから、話せないのが残念だけど、とにかく

「女が、かっこいい!」

石原さとみ演じる母親のリカも、娘 優子役の永野芽郁も、女性はどうして、あんなに潔くかっこいい人生を送れるのだろうと思わせてくれた映画だった。
だからと言って、男がかっこ悪いわけじゃない。昭和の男のように前へ出て愛する人を守るのではなく陰で支え続ける。その深い愛情が、頑張って生きている女を輝かせる。
時代と共に「家族の形」や愛や絆は変化していいんだと思わせてくれた映画。
不勉強だが(ググれよ!)原作が令和になってからの「本屋大賞」を受賞した作品で素晴らしいんだなと実感した。

石原さとみは、こういう破天荒なキャラを演じると上手いんだよね〜。ピタリとハマっている。
ラストへ向かって、全ての点が線となって繋がっていく。
そして、その伏線の回収が見事で
「そういう事だったのね」
と納得せざるおえない。

涙脆い人は泣けると思う。
もちろん綺麗な涙だ。


なんとか今回はネタバレせずに語れてるかな?
とにかく観て欲しい一本!

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