毎朝の瞑想ヨガから考えたこと

今月から、ワーママはるさん主催の週3回、朝5:30- の瞑想ヨガのオンラインレッスンに参加しています。

はるさんとは数年前のある講習会で知り合い、その後オンラインコミュニティを通じて関わらせて頂いていました。

はるさんは多忙なワーキングマザーのかたわら、大家業とブログ、twitter、Voicyの人気パーソナリティ等として質の高い発信を続け、八面六臂のご活躍をされているとても素敵な女性。

私も参加できそうな時間帯でのオンラインヨガのレッスンをはるさんが開催されるというので、早速ポチ。地方住まいでリアルの良いヨガスタジオもない環境なため、自宅で信頼できる方からのレッスンを受けられることはとっても嬉しい!

私自身はヨガの経験も知識も全くゼロ状態。そんな私でも丁寧にわかりやすい説明と、毎日違う内容の飽きない設計でちゃんと続けられています。

週3日、隔日というのは、プレッシャーを感じないので本当にありがたい。

今週は仕事がめっちゃ多忙で、正直ヘトヘトでした。オンラインのプレゼンが2件、その為の準備で夜も気になって目がさめるほど。その上、4夜連続夜8時から10時まで2時間、会社のオンライン講習が。。

元々弊社は平日の祝日は出勤の業界。でも疲れはてて金曜は有給を取ることにしていたので、明日はヨガも休んで寝よう。。と思い、目覚ましをかけずに寝たのに、しっかり5:25起床!

体内時計が5:25起床にアップデート済みになってました。。というわけで今朝もヨガレッスンに参加できて気持ちが良く、お出かけもしない3連休、時間もたっぷりあるので、超初心者がヨガについて考えたことを内省してみました。

1.ヨガをやろうと思ったきっかけ

元々レッスンに参加したきっかけは、ともかく在宅勤務で圧倒的運動不足なので、少しでも運動不足解消と肩と首こり改善を期待してのものでした。

生まれつきの遠視と乱視が遠因で、小学6年生から肩こりに悩まされる人生だったので、これまで整体、鍼、マッサージの類にいくら投資してきたか。。加えてエクササイズ系が好きではなく、運動習慣がなかなかつかないまま現在に至ります。

もちろん短時間の運動で急に肩こりが改善するわけではないのですが、レッスンで教えてもらえる細かな筋肉やその繋がりを少しづつ教えてもらうことで、今まであまり意識してなかった筋肉を、意識を向けてケアしてやろうという気になりました。

まだまだお付き合いの長いであろう自分の体。自分自身でケアできる正しい知識と経験が徐々に自分のものになれば、こんなに嬉しいことはありません。自動車の運転のように、料理の手際のように、自分の普段の生活の中に取り入れられるようになるといいな、そんな気持ちでいます。

2.自分に本当に必要なのは..

最近こういうオンラインのヨガレッスンを受けているんだ、と周囲の友人、同僚に話すと、思いの外経験者が多くて驚きました。

同僚は男性でもヨガをしている人がいて、インド人、ドイツ人、アメリカ人、みんな40-50代の男性なのですが、ヨガを継続してやっているそう。

そのアメリカ人上司とランチの時の雑談で色々話している時に

"在宅勤務だと、周囲の保育園や幼稚園の子どもたちの声が聞こえて、本当に可愛くて癒される"という話題になり、

”僕ら大人になると悲しい辛い記憶もたくさん積もっていくけど、それが彼らはないからね。だから子どもは無邪気な声が出せるんだと思う。それは素晴らしいことだよね。僕たちも記憶は記憶として持っておいていいんだけど、感情をいつまでも抱えるのは辛いじゃない?だからその感情自体は流した方がいいんだ。その為にも瞑想って有用だよね”

という彼の言葉。

そう、瞑想ヨガのレッスンでもはるさんが

”呼吸以外に意識が行ってしまったら、それを目の前に流れる一本の川にそっと流すイメージをしてください”

と話されていて、その言葉がスッと私の中で繋がったのです。

私たちは辛い記憶に囚われすぎている。私もちょうど先週、人生最大の重い感情を川に流したところでした。

流したと言ってももちろん記憶はあるし、感情をぱたっと忘れられたわけではないけれど、儀式としてこの文章を書いたことで、もう忘れていい、と自分に許可できた気がします。

そして、恥ずかしながらヨガの本来の目的を全く知らなかった私。。そもそもヨガの目的は肉体を鍛錬して揺るぎない無の境地を目指すもの、ということも、今回のレッスンをきっかけに初めて知りました。

健康に良さそうな運動、という肉体的なものだけだったら、ヨガではなく他の手法で代替できるかもしれない。でも、もしかしたら、本当に私の残りの半生に必要なのは、余計な負の感情に囚われすぎずないための瞑想なのかもしれないなあと感じたのでした。

3.世界はよくなっているけれど

人の悩みというものは日々尽きないもので、それは長く生きるほど、経験を重ねるほど、幸せで楽しい記憶だけではなく、苦しい辛い記憶も混在するのが人生。

ベストセラーのファクトフルネスでも書かれているように、世界からは長い年月をかけて、飢えや病気、貧困、労働環境、ジェンダーギャップ、戦争による死の恐怖に怯えている人は激減しています。

それでも日本では若者ですら自ら命を絶つことも多く、生理的欲求、安全欲求が満たされた後もより上位の欲求が満たされないことで相対的に不幸になったり人生に絶望したりしてしまう。

私自身、基本的に普段はとても幸せだと感じているし、ポジティブに生きているけれど、どうにもならない過去のことにまだ囚われて苦しんでいるのは、感情を自分でコントロールできていないからだと思うのです。

私が断捨離を重ねても捨てられない漫画の一つに、手塚治虫先生の名作、"ブッダ"があるのですが、これを読むと生まれながらの命の格差が圧倒的にある社会で、それぞれが人生にどう意味を見出そうとしてきたかを知ることができます。死があらゆる人の身近にあった、そんな時代と環境だっただからこそ、仏教やヨガがことさら必要とされてきたのだと感じます。

未読の方は借りてでも是非!おすすめです。

4.ゆるく、少しづつ続けたい

忙しい日々とはいえ、20分の時間は捻出できると体感できたので、8月の毎朝の瞑想ヨガも申し込みました。

朝活は10年前にインテイリアコーディネーターの資格を取るために勉強していた頃以来で、すっかり12時就寝、7:30起床のリズムになっていましたが、最近は22:00就寝を心がけています。

夜の意志力のない時間帯は起きていてもSNSやネットサーフしてしまったりするので、意志力のある朝の生まれた時間を有意義に使えてるのもうれしいです。

子どもが大きいので、さっさと寝れない(話が盛り上がったり)時もありますが、ゆるく続けていけたらなあと思います。

そして、今日のVoicyでもはるさんが話されてましたが、いつかリアルでもレッスン受けられたらいいなあ。。オンラインの時代だからこそ、オフラインの価値が高まりますね。

はるさん、一緒にオンラインレッスンに参加されている皆さま、これからもゆっくり伴走してもらえたら嬉しいです!



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